13/03/13 11:28:46.63
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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経営再建中のシャープに対し、韓国のサムスン電子が資本提携をめぐる交渉の際に、
複写機事業の買収を打診していたことが12日、分かった。
シャープの複写機事業を手中に収めることで、日本企業が上位を占める
世界の複写機市場の切り崩しを狙う戦略とみられる。
シャープは稼ぎ頭の事業だけに売却に応じなかったが、シャープに資本参加する
サムスン電子が経営への関与を強めた後、事業売却を改めて迫る可能性もある。
関係者によると、シャープが打診を断ったのは社内の反対が強かったためという。
買収提示額は明らかになっていない。
サムスンはスマートフォン(高機能携帯電話)などに続く事業拡大のターゲット
として、複写機やデジタルカメラに着目。このうち複写機事業は2012年に
欧米などで本格的に参入したものの世界シェアは1~2%にとどまるため、
シャープの事業買収で基盤拡充を図りたいという思惑が透けてみえる。
同社の複写機事業は、赤字体質の液晶事業とは対照的に黒字を堅実に確保。
複写機を中心とした情報機器事業の13年3月期の売上高見込みは2900億円で、
利益率も7.2%と高い。
デジタル複写機ではキヤノンやリコー、富士ゼロックスなどに次ぎ
世界5位のシェア(データ・サプライ調べ)を持つだけに、
シャープは事業を強化し、アフターサービスなどを通じて顧客企業と
つながり続けるビジネスモデルを生かす構えだ。
サムスンはシャープの発行済み株式の約3%に当たる103億円を出資し、
液晶パネルの供給を受けることで合意したが、シャープが持つ経営資源を
自社の事業拡大につなげるため、今後も水面下でさまざまな動きに出る可能性がある。
-以上です-
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