13/03/09 09:00:55.91
YKKは5日平成25年度から4か年の第4次中期経営計画を発表しました。
質疑の中で2年後となった北陸新幹線開業に合わせ、本社機能の一部を黒部市に移転させ、
230人規模の社員を黒部市など富山県に移住させる考えを明らかにしました。
これは5日東京で開かれた「YKKグループ経営方針説明会」の中で吉田忠裕会長が
明らかにしました。
YKKは、本社社屋の老朽化に伴い建て替え工事を進めていて東日本大震災を踏まえた
リスク分散の観点から北陸新幹線の開業で東京都とおよそ2時間で結ばれる黒部市に
本社機能の一部移転を検討しています。
黒部市に移転するのはYKKの経理や総務、人事など管理部門とYKKAPの国際部や
管理部門などでYKKが30人程度、YKKAPが200人程度の予定で、家族も含めると
1000人規模の移住となります。
吉田会長「管理面とかほかの面も営業面も含めて黒部の体制を整えていきたいと思います
ので、そのために必要な人が黒部に移住すると決めておりまして今のところ公表している
のは230人という数字だけなんですけどもその後にも追加になる可能性があると」
「かなり大きなインパクトが我々の会社だけの移住でもかなり大きなインパクトが地域に
あるともいます。」
また、吉田会長は太陽光発電や地熱発電を活用し、環境に負荷のかからない節電型住宅を
「パッシブタイプ黒部モデル」として提案する構想があることも明らかにし黒部市三日市の
社宅跡地に250戸を建設したいと述べました。
5日の説明会では黒部市の荻生工場内にYKKAPの中央研究所を新たに設立するほか、
2016年度をめどに黒部市で老朽化した工場施設を更新しファスナーの製造機械を作る
工場の建設計画も明らかにしました。
ソース:KNB WEB
URLリンク(www2.knb.ne.jp)
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