【コラム】ダボス会議で明暗、日本は評判アップ[13/02/02]at BIZPLUS
【コラム】ダボス会議で明暗、日本は評判アップ[13/02/02] - 暇つぶし2ch2:ウィンストンρ ★
13/02/03 10:41:36.32
<評価を下げた国>

●英国
英国の欧州連合(EU)離脱の可能性について語ったキャメロン首相のロンドンでの演説は、ダボス会議では不興を買った。
キャメロン首相は同会議に出席していた間、質問攻めに遭い、金融企業やユーロ圏諸国などの代表者は皆一様に首相が市場に投げかけた不安定要素について神経質になっていた。
そして、キャメロン首相が2017年にEU離脱を問う国民投票の実施を提案していることを考えると、このことは、英国に向こう5年間立ち込める暗雲となり得る。
世界最大の広告グループ、英WPPのマーティン・ソレル最高経営責任者(CEO)は、キャメロン首相が、英国での投資を制限することになる不安定要素「グレイ・スワン」を生み出した可能性があると指摘する。

●ロシア
ロシアのメドベージェフ首相はダボスで一番ひどい演説を行った。会議出席者の78%が、ロシアの最大の課題はガバナンスだと答えたのに対し、
首相はこうした否定的な意見を一笑に付した。
経済は低迷し、政治的には疑問の余地があるロシアはBRICsから外れるべきだと私は依然から思っていたが、ダボス会議参加者のお墨付きを得たということだ。

●ブラジル
ナイトクラブの火災事故はさておき、ブラジルにとってはいたって静かな1年だった。成長路線を突き進む第1級の新興市場であるブラジルにとって、今まで静かさは無縁だった。
それを考えると、ブラジルは今年のダボス会議で幾分勢いを失った。

●中東
シリアに関する会合が、今年のダボスでは最も暗い空気に包まれていた。エジプトでの暴力拡大や泥沼化しつつあるマリ情勢など、中東地域に関して明るい話は全くなかった。
中東問題は気候変動の議論のようになりつつある。ダボスの出席者全員がその重大さを認識していながら、悪化の一途をたどり続け、実現可能な解決策の見いだせない問題となりつつあるようだ。

<視界から消えた国>

●中国
世界第2位の経済大国としては、中国の存在感は明らかに薄かった。昨年のダボス会議では、中国は欠席の理由として旧正月と日程が重なったことを挙げていた。
今年はそのような言い訳は通用しないが、ハイレベルの代表者が出席することはなかった。中国の十八番とまでは言わないが、ダボス会議が透明性や民主化、自由市場、
法の支配といった問題の解決に向け話し合う場であることを考えれば、さして驚くことでもあるまい。

●インド
昨年のダボスでは、インドは「驚くべきインド」と銘打ったキャンペーンを行ったが、今年は「見えざるインド」と言えるほど振るわなかった。
国内は汚職問題に揺れ、海外で目立った活躍をしているインド企業も限られている。インドはアフリカ諸国と共同でイベントを開催したりしていたが、インドの影は薄かった。

以上です。


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