【コラム】スマートフォン(スマホ)黄金時代の「終わりの始まり」[13/01/31]at BIZPLUS
【コラム】スマートフォン(スマホ)黄金時代の「終わりの始まり」[13/01/31] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
13/01/31 16:18:36.25
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URLリンク(jp.reuters.com)
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By Robert Cyran
[ニューヨーク 28日 ロイター] 米アップルも韓国サムスン電子も、いつまでも
スマートフォンから巨額の利益を計上できると期待しない方がいい。

昨年のスマホ販売台数は7億台に達し、前年比43%増と信じがたいほどの伸びを示した。
調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、今では携帯電話の5台に2台以上が
スマホとなっている。
このペースでいけば、いずれ成長が鈍化するのは自明だ。
単純な計算でも、スマホの台数は2年以内に携帯電話全体より多くなってしまう。
そしてITの歴史は、端末の価格が下がり続けていくであろうことを教えてくれる。メーカーの
利益率にとっては「有毒な組み合わせ」だ。

パソコン(PC)市場がどういった歴史をたどってきたか振り返ってみよう。
1990年代半ばから米国の家庭に急速に普及したPCは、1998年末までには全世帯の
半数が所有するようになった。そこから普及のペースは鈍り、やがて「徐行スピード」にまで
減速した。
不幸なことに、PCの価格は下降線を描きを続け、政府統計によると、1998年以降で
90%以上も下がった。半導体などの部品がコモディティー化したことが背景にある。
PCメーカーは新たな客層を開拓するのではなく、値下げ競争でライバルメーカーから顧客を
奪う道を選んだが、それが自らを傷つける結果となった。
米デルの利益率は1998年と1999年には8%に達していたが、その後は右肩下がりとなり、
過去5年は平均4%前後となっている。
1998年以降、同社の株式時価総額は4分の3ほど減少した。

スマホメーカーにも、こうした兆候は出始めている。
アップルが先に発表した第1・四半期(2012年10─12月)決算では、純利益は
ほぼ横ばいとなった。粗利益率は前年同期の44.7%から38.6%に低下し、
その原因の一端は最新のiPhone5が背負わされている。
サムスン電子は先週、2013年の世界の携帯端末市場の成長率が1桁台半ばになるとし、
その中でもスマートフォン市場の成長率が鈍化するとの見通しを示した。

ただ、パソコンの歴史がすべて繰り返されるとは限らない。
1998年当時のデルの株価収益率(PER)は70倍を超えていた。
投資家は利益率の低下を見越しておらず、いざ低下が始まると売りに動いた。
その後、デル株のPERは低下し、2013年の予想利益をベースにしたPERは8倍以下と
なっている。

アップルの予想PERは現在約9倍。
同社が保有する1200億ドルに上る現金資産と全体的な業績を考慮すれば、それは
かなり割安と言える。しかし、投資家は今回は、利益率の低下に十分に備えているのだ。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。
本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
(後略)

-以上です-


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