13/01/24 16:23:43.57
安否不明の残る1人は、日本から出張で訪れていた大手プラントメーカー「日揮」の
元代表取締役副社長で最高顧問の新谷(あらたに)正法(ただのり)さん(66)。
日揮関係者らによると、新谷さんはアルジェリアでの事業に精通しており、
今回のプラント工事を統括する実質的なトップだった。
昨年、副社長から最高顧問に就任した。
事件の数日前から現場のイナメナスを訪れており、武装勢力による襲撃のあった
16日午前中、工事の進行状況を巡り、発注元の英石油大手BP幹部とプラントの
施設内で会合する予定だった。
日揮内部では、首都アルジェを訪れることはあってもイナメナスのプラントまで
足を運ぶことが少ない最高顧問が襲われたことから、限られた関係者しか知らない
はずの重要な会合の情報が外部に漏れ、計画的に狙われたのではないかとの見方が
出ている。
一方、英紙デイリー・テレグラフは21日の電子版で、BPのカルロス・エストラーダ
副社長が事件に巻き込まれて死亡したと伝えた。
副社長がプラントを訪れるのは年に1、2回ほどだといい、同紙は副社長の行動予定が
漏れ、狙われた可能性があるとの見方を示している。
◎URLリンク(www.yomiuri.co.jp)