【カメラ】コンパクトデジカメの"ジレンマ"--スマホと対抗か共存か [01/20]at BIZPLUS
【カメラ】コンパクトデジカメの"ジレンマ"--スマホと対抗か共存か [01/20] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
13/01/20 22:13:52.10
爆発的に普及しているカメラ機能付ハイスペックスマートフォンの勢いにおされ、
ここ最近は存在感を薄めつつあるコンパクトデジタルカメラ。高性能化と軽量化、
さらにライバルとの価格競争の中で、デジカメ市場全体のシェアを左右する
コンパクト分野において市場に投入された新製品から、各メーカーの戦略と本気度が
見えてくる。

まず、得意の一眼レフ製造に培ったセンサー技術を応用し、圧倒的な描写力でスマホとの
差別化を図っているのがソニーだ。昨年発売された「Cyber-shot DSC-RX100」は、
これまでのコンパクトデジタルカメラの画質とは一線を画する絵づくりで、上位スペック
のカメラユーザーからも高い評価を得ている。それまで1/2.3型が一般的だった撮像
素子を、1.0型まで大型化することで、画像ピッチに余裕ができ、コンパクトなボディに
かかわらず、2020万という高画素で滑らかに表現することを可能にし、「コンデジは
携帯性重視なので画質はそこそこであればOK」というコンパクトデジカメに対する
既成概念を覆させた。また同社は、2013年第一弾として発売された「DSC-WX200」では、
Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンやタブレットからカメラを遠隔操作して撮影
できる「スマートリモコン」に対応するなど、スマホとの連携も強化している。

また、デジタルカメラ業界において、個性的なカメラを発売し異彩を放っているのが
カシオ計算機だ。同社が発売する「HIGH SPEED EXILIM」シリーズは、秒間30コマの
高速連写という驚異的なハイスピードテクノロジーが人気。さらに、その機能を応用した
動画機能「最大1000fpsハイスピードムービー」では、スポーツ中継や映画などでも
よく使われるスーパースローの映像を気軽に体験することができる。最新かつ最上位
モデルである「EX-ZR1000」では、可動式液晶モニターを搭載し、これまでのハイ
スピード技術にさらに磨きをかけ、高画質化も実現し、市場での評価も高い。同社は、
レンズ交換式カメラには参入せず、コンパクトデジタルカメラにこだわり続けるスタンス
を今後も貫き、高度な特殊撮影機能や画質などでスマートフォンとの差別化を図っていく
方針のようだ。

独のライカ社と提携し、レンズの共同設計とライカの認定を受けたレンズ製造を行ない、
そのブランド力をコンパクトデジカメにも活かすことで安定した人気を得ているのが、
パナソニックの「LUMIX」シリーズ。世界最薄ボディに光学20倍ズームレンズを搭載した
モデル「DMC-TZ30」は、価格.Comの売れ筋ランキングでも第1位となるなど、発売
以来、好調さを維持している。描写性も高い上、「ライカDC VARIO-ELMAR(バリオ
・エルマー)レンズ」を使用した光学20倍ズーム、進化した光学手ぶれ補正機能、高感度
撮影を可能にするノイズリダクション効果、レスポンスの軽快さなど、スマホには追いつく
事のできないハイスペック機能で、「旅カメラ」や「お散歩カメラ」として多くの女性
ユーザー獲得にも成功した。(※続く)

●参考/"フルサイズセンサ"を採用したソニー「DSC-RX1」
URLリンク(www.sony.jp)

URLリンク(news.searchina.ne.jp)


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