【環境】中国の大気汚染が生む数千億元の産業チェーン--大気モニタリング機器の市場だけでも100億元(約1400億円) [01/14]at BIZPLUS
【環境】中国の大気汚染が生む数千億元の産業チェーン--大気モニタリング機器の市場だけでも100億元(約1400億円) [01/14] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
13/01/14 21:10:01.21
2013年1月14日、北京市のPM2.5(微小粒子状物資)大気質指数(AQI)が急を告げた。
国際金融報が伝えた。

13日の北京は4日連続の濃霧に包まれた。この日、同市は大気汚染が非常に深刻な日の
緊急措置を初めて発動し、企業54社が緊急措置として汚染物資の排出を30%削減し、
建設現場28カ所が土石を扱う作業を中断した。

深刻な大気汚染は一部の商店や企業にビジネスチャンスをもたらしもした。多くの薬局で
マスクや空気をきれいにする製品が品切れになっただけでなく、中国政府がまもなく
数千億元規模の大気汚染対策を打ち出すことを受けて、さまざまな細分化された産業で
構成される大気汚染対策産業群が生まれつつある。

■PM2.5の衝撃

北京環境保護モニタリングセンターが今月11日に発表した大気の質の日報によると、
市内35カ所のモニタリング地点のうち、北部の延慶県と北西部の八達嶺を除く33カ所で
6級レベルの深刻な汚染あるいは5級レベルの重大な汚染が出現し、発表されたPM2.5の
観測表は社会に衝撃を与えた。

全国の都市の大気モニタリングの結果をリアルタイムで発表するプラットフォームの
データによると、華北地域にある北京市、天津市、河北省、東北3省(遼寧省、吉林省、
黒竜江省)、中部地域にある陝西省、河南省、湖北省、湖南省、安徽省、東部沿海地域
にある一部の都市で重大な汚染、あるいは深刻な汚染が出現し、汚染を示す茶色の点が
並ぶ「汚染ベルト」が東北から中部まで国内のかなりの地域を覆い、中でも特に茶色の
点が集中するのは北京、天津、河北だという。

■数千億元のパイめぐり争奪戦

深刻な大気汚染はマスクや空気浄化製品の売れ行きを好調にした。調査によると、市民が
争って買い求めたため、市内の多くの薬局ではマスクが品切れになった。また、他の空気
浄化製品も飛ぶように売れているという。

実は今回の霧靄が北京を覆う前に、大きなビジネスチャンスの兆しはみえていた。大気
汚染の問題に詳しい欒志強(ルアン・ジーチアン)氏によると、政府は昨年12月に発表した
「重点地域の大気汚染対策をめぐる十二五計画」(十二五は第12次五カ年計画(2011
-15年)のこと)の中で、総合的な大気汚染対策を進める方針を明らかにした。1000億元
(約1兆4000億円)を超える資金を大気汚染の深刻な3つの地域(北京・天津・河北、長江
デルタ地域、珠江デルタ地域)と9大都市群(遼寧省中部、山東半島、武漢市とその周辺、
長沙・株州・湘潭エリア、四川省成都市、海峡西岸、山西省中部・北部、陝西省漢中エリア、
新疆ウイグル自治区ウルムチ都市群)に投入し、107都市で大気汚染の総合的な対策を
進めるという。この対策の対象となる地域はこのたび霧靄に覆われた地域と基本的に
一致する。

長年にわたり中国の環境保護産業に注目してきた先駆的な環境保護サイト・谷騰環保網の
王新星(ワン・シンシン)社長もまた、この計画によって環境モニタリング機器だけでも
百億元規模の市場が誕生すると指摘する。(※続く)

URLリンク(www.recordchina.co.jp)


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