【流通】大苦戦のJR大阪三越伊勢丹 親会社のJR西と三越伊勢丹に不協和音 [13/01/06]at BIZPLUS
【流通】大苦戦のJR大阪三越伊勢丹 親会社のJR西と三越伊勢丹に不協和音 [13/01/06] - 暇つぶし2ch1:依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★
13/01/12 18:39:52.38
 JR大阪三越伊勢丹の運営をめぐり、親会社のJR西日本と三越伊勢丹ホールディングス
(HD)の間で不協和音が生じている。売り場を縮小して専門店をテナントとして誘致
しようとするJR西に対し、三越伊勢丹は真っ向から否定。収益改善を急ぐJR西と過去の
成功体験にこだわる三越伊勢丹の溝は大きいが、そこに消費者視点が欠落しているとの
批判も聞こえてくる。

■「黒船」大苦戦。予想以上の売り上げ低迷

 日本の百貨店で最も歴史のある「三越」と、ファッション性の高い店づくりで強みを持つ「伊勢丹」。

 平成23年5月、両社初のダブルネームの店舗としてJR大阪駅内にオープンしたJR
大阪三越伊勢丹。開業時には「黒船襲来」などと騒がれたが、オープン翌月の6月から
すでに売り上げは低迷していた。

 上質感を演出した店づくりは、大阪の消費者には近寄りがたい印象を与え、初年度の
売上高は目標の6割にとどまった。そこで24年4月以降、「3150円均一」など均一
セールを随時開催し、「お値打ち感」を打ち出した結果、同9月以降の単月売上高が前年
同期比でプラスを確保。今冬の歳暮売り上げも前年比2ケタ増がほぼ確実だが、それでも
25年3月期の売上高見込みは目標の340億円には届かない。

■専門店vs自主編集

 開業以来、厳しい状況が続く中、再建策として隣接するJR西のファッションビル「ルクア」
の人気専門店を誘致する案が浮上。JR大阪三越伊勢丹の運営会社株60%を保有する
JR西の真鍋精志社長は「いろんな可能性を検討する。専門店も選択肢のひとつ」と
述べ、一連の再建案について否定しなかった。

 ところが、同じく40%の株式を持つ三越伊勢丹HDの大西洋社長は産経新聞の取材に
対し、「売り場の縮小や撤退は考えていない」と否定。再建策をめぐる見解に齟齬が生じている。

 24年12月中旬、JR大阪三越伊勢丹の運営会社で再建策についての話し合いが持たれた。

 JR西側は、三越伊勢丹側に「阪急百貨店にはできないことをやってもらいたい」と要請した。

 これに対し、三越伊勢丹側は「東京・新宿でやっている店づくりは、うちでしかできない
」と反論。その店づくりとは、ブランドにとらわれずにバイヤー(買い付け担当者)の
力量で売れ筋商品を並べる「自主編集売り場」。だが、ブランド志向の強い関西の消費者に
、自主編集売り場が支持されるかどうかは未知数であり、結果的に開業以来、支持された
とは言い難い状況が続いている。

ソース:MSN産経west
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

(つづく)


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