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安倍晋三首相は、近く予定している米国訪問時に、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の
交渉参加表明を見送る方針を固めた。事前協議の加速化などの意向を示すにとどめる。
首相は1月の訪米を調整していたが、オバマ米政権の閣僚人事の全容が固まらず、
歳出削減に関する米政府と議会の協議も続いていることから、2月にずれ込む見通しとなった。
同月9~11日の3連休とする案が浮上している。
TPPの早期交渉参加には政府・自民党内で慎重論が根強い。
政府高官は7日、「TPPは訪米の条件にはなっていない」と指摘した。首相は就任当初から
慎重に対応を見定める姿勢を示しており、米国、党内双方と調整を続ける。
首相は7日の東京都内の会合で「同盟関係強化のため、今年の早い時点で訪米したい」と意欲を
示す一方で、「(米側は)大統領就任式、一般教書演説、財政の問題もあるので、幅広く日程を
考えている」とも述べた。
一方、首相は7日、来週半ばにベトナム、タイ、インドネシア3カ国を訪問する方向で調整に
入った。首相は就任後初の外遊を米国としたい考えだったが、結果的に米国以外となる。
首相は日中関係の改善と同時に、日米同盟の強化や中国を囲むアジア諸国との連携による
対中包囲網の構築を目指している。
岸田文雄外相も9日からフィリピン、ブルネイなどを歴訪する予定で、首相は岸田氏と
手分けしてアジア外交を強化する考えだ。
また首相はスイスで23~27日に開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)への
出席を見送ることを決めた。
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