12/12/28 10:35:33.54
ソースは
URLリンク(japan.zdnet.com)
12月15日付の日本経済新聞夕刊、北海道大学の長谷川英祐准教授の研究が気になる。
『働かない「働きアリ」がいる!?』と題する記事によれば、働きアリのくせに、その10%は
働かないのだと言う。
働く働きアリだけを集めてみても、やっぱりそのうち10%は働かなくなってしまう。
逆に働かないアリだけ集めると、今度は90%が働き始めて、結局働かないアリの比率は
10%になるという。
10%が働かないと聞いて思い出すのが、下位10%を解雇する経営手法で知られた
元GE会長Jack Welch氏である。長谷川准教授の説に基づけば、働かない10%を解雇しても、
その残りのうちの10%がまた働かなくなってしまうので、解雇する意味はない。
つまり、Welch氏の経営手法は、必ずしもその効果を発揮していなかったことになる。
どうやっても10%は働かないんだから、毎年10%解雇していたら割増退職金のコストが
掛かるだけ損である。
では、どうやってこの「10%が常に働かない」という問題を解決したらいいんだろう?
長谷川准教授によれば、「アリは一部の個体が常に働かなくなるようなシステムを、
労働の制御機構として採用している(北海道大学ウェブサイトより引用)」のである。
URLリンク(www.agr.hokudai.ac.jp)
しかし、これが何のためなのかは分かっていないのだという。
ただ、アリという集団生活に長けた生物のDNAがそうさせるのだから、そこにはきっと
生き残るためのヒントがあるに違いない。
そういえば、Googleには「20%ルール」という、勤務時間のうち20%を自分の好きな研究に
割り当てていいという制度がある。アリの10%よりちょっと長いが、これは、通常業務とは
別のことに時間を割くことが、組織全体の能力を高めている事例である。
しかし、誰もが10%を自分の好きなことに使うなら、アリの実験同様、常に10%は
働いていないことになる。なるほど、これでアリ社会にもイノベーションが起こり、
種の生存はより確実なものとなる訳だ。
とすれば、自分のパフォーマンス、そして組織のパフォーマンスを最大にするには、一日中
働くのではなくて、10%は怠けて関係ないことをやるのが良いに違いない。
Welch氏も、10%を解雇するのではなくて、全社員に一日の仕事時間のうち10%は
怠けるよう指示を出せば、GEの業績は更に良くなっただろう。
人間、やっぱ週末だって仕事しないで怠けないといけないのである。原稿なんか書いている
場合ではない。今日はここまで。釣りだ、釣り!
-以上です-
筆者紹介 飯田哲夫(Tetsuo Iida)
電通国際情報サービスにてビジネス企画を担当。1992年、東京大学文学部仏文科卒業後、
不確かな世界を求めてIT業界へ。金融機関向けのITソリューションの開発・企画を担当。
その後ロンドン勤務を経て、マンチェスター・ビジネス・スクールにて
経営学修士(MBA)を取得。知る人ぞ知る現代美術の老舗、美学校にも在籍していた。
報われることのない釣り師。
2:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:37:47.49 wFY7PCVt
ワークシェアリング
3:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:41:13.43 HA1C//ng
お前らってなんで仕事を働かないの?
お前らってなんで彼女作らないの?
お前らってなんでクルマにも旅行にもスポツーにも興味ないの?
お前らってなんで鮭飲まないの?
お前らってなんで合コン行かないの?
お前らってなんでムカつく奴に直接文句言わないの?
お前らってなんで親戚とか同窓会を避けるの?
お前らってなんで人の目を見て話さないの?
お前らってなんで一日中家に外出しないの?
お前らってなんで現実から逃げ続けるの?
お前らって親が死んだらどうするの?
お前らっていつになったら将来どうするつもりなの?
4:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:42:55.91 Pa3kfLTG
>>3
>お前らってなんで鮭飲まないの?
熊じゃないから
5:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:42:58.35 wBqEpzNG
すべてが効率のために動いてるという固定観念があるから10%の秘密が解けない
たぶん10%サボりは意味は無いんだと思う
6:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:43:15.17 01Ikcrg+
あーだから アドレナリン分泌食品が有名なかの国は…
7:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:43:50.98 CpA3/MzX
人間とアリを比べられても・・・
アリは自分の身体の約50倍の物を持ち上げられるそうだけど・・・人間は・・・
8:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:44:09.44 qltvaRU0
.
企業経営自体が非効率で、究極の効率化は企業を作らないことだ。
だから、企業の数も最小数まで整理されてしまう。
9:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:47:58.75 wFY7PCVt
直参旗本も全員に仕事があった訳ではなく、それが退屈男の発生の原因になった
10:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:52:51.86 rT1IafTk
>>1の記事はこの前のと比率が違うな。ま~いいか
従業員10人の場合どちらの機械を使った方が良いのかって話だよな
①生産力10の機械で稼動に10人必要
②生産力9の機械で稼動に9人必要
11:名刺は切らしておりまして
12/12/28 10:52:59.87 hqzDfOtA
究極の効率化を目指した組織は逆に崩壊するか効率を落とすことは通常の思考力があるなら理解できるだろう
アリの個体が考えてるわけじゃないだろうから
アリ類の魂がそう考えているということになるだろう
さて人間にもそういうのがあるのかどうかだな
集合意識みたいなもんがさ
いやあるんだろうね