12/12/14 12:06:34.37
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URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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リコーは13日、世界生産の約5割を依存する中国での操業リスクを小さくするため、
タイでの生産を拡大する方針を明らかにした。
2桁成長が続くインドなど新興国でのプリンターと複写機の販売増加分をタイ工場の
増強でまかない、3年後を目標にタイの生産比率を現状の数%から20%程度に高める。
これにより中国の比率は40%以下に下がる見込み。反日感情が根強い中国への
生産集中を避け、「チャイナ・プラス・ワン」でリスクを分散化する狙いだ。
タイ工場は、2009年9月に操業を始め、モノクロとカラーのプリンター、
カラー複合機を計月2万台生産。能力は月14万台までの拡張余地があるという。
同社はタイのほか、米、英、仏と中国の2工場で複写機とプリンターを生産。
生産台数に占める海外比率は80%を超えており、うち半分以上を中国が占める。
ただ、沖縄県尖閣諸島の国有化をめぐって頻発した反日デモで日系メーカーの
中国工場が生産停止に追い込まれるなど、中国の生産リスクが顕在化。
リスクを軽減するには、生産機能の分散化が欠かせないと判断して、タイ工場を
中国を補完する新たな拠点に育成する。
リコーのプリンター販売はアジアを中心に急拡大している。
年率50%以上で成長しているインドのほか、東南アジアでも10~40%の伸びが
続いている。今後、さらなる成長が見込まれる新興国市場の販売拡大には、
タイの増産で対応する計画だ。
精密機器大手では、世界生産の90%以上を中国が占める富士ゼロックスも、
複合機やプリンターを来年からベトナムで生産することを決定するなど、
中国への生産集中を軽減する「チャイナ・プラス・ワン」の取り組みが活発化してきた。
-以上です-
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