12/12/10 08:57:24.69
ソースは
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オンラインゲームやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの利用が
広がる中、過度のインターネット利用で日常生活に支障が生じる「ネット依存症」が
問題となっている。スマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)などが普及し、
「いつでもどこでも」ネットに接続できる環境が問題を深刻化させているという。
◇
■携帯型端末も要因
今夏、東京都内の私立高3年の男子生徒が両親に連れられ、成城墨岡クリニック(東京都
世田谷区)を訪れた。中学生の頃からオンラインゲームに熱中し始め、
昼夜逆転の生活になり、パソコンのある自室に引きこもりがちとなった。
学校にも「行ったり行かなかったり」の状態が続き、成績は急落。
今年に入り、両親の説得で学校に行くようになったが、今度は授業中にスマホでゲームを
するようになった。その後、公園や喫茶店などでゲームに興じるようになり、
再び不登校状態に。スマホのゲームなどに毎月約6万円も費やしていた。
同病院の墨岡孝院長(社会精神医学)によれば、ネット依存症とは
「ネットを使い過ぎることで日常生活や社会生活に障害が起こっている状態」。
墨岡院長は「ネット依存症の患者は着実に増えている」と警鐘を鳴らす。
同病院で昨年、ネット依存症と診断して治療を行った患者は153人で、平成19年の
81人からかなり増えた。今年は昨年をさらに上回る見通しという。
背景にあるのが、スマホやタブレット端末などの急速な普及。
墨岡院長は「携帯型端末で、時や場所を問わずネットに常時接続できるようになり、
依存症に陥るリスクが増した。パソコンと異なり、『引きこもり』などの状態に
ならないため、周囲が気づきにくくなっているのも問題だ」と話す。
依存症になると、勉強や仕事が手に付かない▽家族や友人、同僚と疎遠になる
▽子育てがおろそかになる-などの弊害が生じる。
「仕事や家庭を失ったり、母親が育児を放棄したりするケースも少なくない」ため、
事態は深刻だ。
-続きます-