【コラム】榊原英資、竹中平蔵にズバリ聞いた「それで、どうする! 日本経済 これが答えだ!」(田原総一朗) [12/10/29]at BIZPLUS
【コラム】榊原英資、竹中平蔵にズバリ聞いた「それで、どうする! 日本経済 これが答えだ!」(田原総一朗) [12/10/29] - 暇つぶし2ch1:@@@ハリケーン@@@φ ★
12/11/04 04:50:42.74
いま日本の経済は、問題が山積みである。債務残高の対GDP比は、昨年200%を超えた
。デフレはすでに20年続き、円高株安の流れも止まらない。新聞や雑誌は暗い予測ばかり
し、「日本が沈没する」と不安を煽る。

けれど、そうした悲観論を鵜呑みにしてはいけない、と僕は思う。メディアが不安を煽るの
は、商売のためだ。不安を煽らなければ、人びとはテレビを見ないし、新聞や雑誌を買わな
い、そう大手メディアの人は思い込んでいるのだ。

では本当はどうなのか。日本経済は沈没するのか。メディアが煽っているだけなのか。
そういう疑問を、僕がもっとも信頼する2人のエコノミストに徹底的にぶつけてみた。
ひとりは、元大蔵省財務官の榊原英資さんである。榊原さんは国際金融局長などを歴任し、
「ミスター円」の異名を持っている。もうひとりは竹中平蔵さんだ。経済財政政策担当大臣
などを歴任し、小泉内閣の構造改革を主導した。

元大蔵省官僚と、規制緩和を主導した経済学者。経歴も考え方もまったく異なる彼らが、
対談することなど普通はあり得ない。 その2人が、僕の質問に率直に答えてくれたのだ。

国債について榊原さんは、こう答えてくれた。「少なくとも5年は暴落はない。供給が大き
くなってもまだ充分需要がある。 日本人は国内貯蓄がほとんどだからだ」一方、竹中さん
の答えはこうだ。「いますぐ暴落する懸念はまったくない。ただし、プライマリー・バラ
ンスを回復するシナリオを、そろそろ作らなければ危ない」つまり、すぐに国債が暴落する
ことも、財政が破綻することもない。だが、国の収支をできるだけ早い時期に、黒字に持っ
ていかなければならないということだ。

消費税増税については、2人とも、「消費税は上げる必要はあったが、だが時期がよくない
」と意見が一致している。そして将来的に消費税は、「少なくとも15%まで引き上げなけ
ればダメだ」と榊原さんは述べた。竹中さんの答えは、「消費税増税だけでは財政再建は
できない」「まずは市場の活性化を最優先すべき」であった。

原発の問題でも、2人の答えは一致していた。「原発ゼロ」である。そのうえで、竹中さん
は「電力を自由化し、市場メカニズムを働かせるべき」と訴え、榊原さんは「原発から
予算を付け替えて代替エネルギーの開発をすべきだ」と答えた。

この話の中で、僕がとても印象に残ったことがある。2人の意見が、「日本の未来は明るい
」ということで、はっきりと一致したことだ。榊原さんは、日本は自然環境がよく、「
環境技術も水道技術も文句なく日本が世界一」であることを挙げる。そして、竹中さんは、
そのような日本のポテンシャルが「100%発揮できる政策がほとんど採用されていない」
「もっと自由が必要だ」と現状に苦言を呈す。

日本経済の問題点や現状分析では、両者の意見はほぼ一致している。水と油の2人の意見が
一致するということは、議論の余地がない確たる事実だと言っていいのだろう。一方、
対応策や政策面については、多くの点で対立した。ここが、きっと日本の分岐点となるに
ちがいない。この2人の激論で、低迷する日本経済への「答え」が明らかになったと僕は
思ったのだ。

<以下略。省略部分はソース参照>

ソース
URLリンク(blogos.com)


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