12/11/04 14:46:03.78 wb52mqGP
ル・モンドは、日本民主党を絶賛したキチガイ左翼新聞であり、先のフランス大統領選挙では社会党の
フランソワ・オランド首相を応援した。これからオランド大統領の失政は誰の目にも明らかに成るだろうが、
ル・モンドは自らの過ちを認めようとはせずに、フランス全体に責任を転嫁するだろう事は間違いない。
フランソワよ泣かないで 英テレグラフブログ 11月1日
URLリンク(blogs.telegraph.co.uk)
フランソワ・オランド仏大統領は嫌な感じに信頼喪失寸前です。支持率は36%にまで落ち込みました。
この下落スピードはショッキングであります。最も最近ボロクソに言ってくれたのは、ゲルハルト・
シュローダー元独首相でした…同じ左派の同志のはずなんですが…。
「フランス大統領選の時の公約なんか、経済的な現実の壁にぶち当たって木っ端微塵だよね」
と元首相はパリでのたまいました。退職年齢の引き下げなんて擁護不可能ですし、「財源無いじゃん」
ですし。この手のくだらないことをあと2つか3つやらかせば、「我々のフランスの友人達に現実が
追い付くだろう」だそうです。競争力を取り戻すためには何が必要なのか、それをシュローダー元首相は
知っているのです。それがために首相の座を追われた、ハルツ労働改革です。
勿論、この政治的犠牲の物語を大袈裟に言っちゃうことは出来ますよ。ドイツが今、ユーロ圏内で
競争力がある主な理由は、ハルツ労働改革じゃありませんから。この国の雇用と解雇に関する法律
なんて、今でもOECDで一番遅れてる部類なんですから。
このチュートン・マシーンは行く年来る年、賃金をぎりぎりと切り下げて労働競争力を奪回したんですよ
(フォルクスワーゲンとか、東欧に工場移転するぞゴルァと脅したんですよ)。
あれは内的通貨切り下げだったんです。ハルツ改革なんてお飾りに過ぎんのです。
まあ、それはそうかもしれないんですけども、ドイツ政府がフランスの戦略的方向性を真剣に心配
してるっていうのは間違いないですね。フィガロ紙(今や毎日のように不憫なオランド大統領を渾身の
力を込めてぶっ叩きまくっているみたいですね)は今日、2ページ見開きで、新たなヨーロッパの病人
へのドイツの嫌悪を報じました。
ロビー団体のフランス企業運動は2週間前、「ハリケーン」に突っ込みつつあると警告しました。
要するにオランド仏大統領は法人税を引き上げた上に資本利得税の最高税率を62%に押し上げて、
壊滅的な過ちを犯しつつあるというのです。(ちなみにスペイン21%、ドイツ26%、英国28%です。)