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米国製の一部の鋼板に対する中国の報復関税が貿易ルール違反であるとして
米国が訴えていた貿易紛争で、世界貿易機関(WTO)の最終審にあたる
上級委員会は18日、米国の主張を認める判断を下し、中国の敗訴が確定した。
対象となったのは、変圧器や発電機に使われる米国製の電磁鋼板。
中国は、不当に安売りするダンピングが行われているとして反ダンピング関税と
相殺関税を課したもので、米国は2010年9月に提訴した。
1審にあたる紛争処理小委員会(パネル)は今年6月、ダンピングの十分な
証拠が示されていないとしてルール違反を認定。
中国は上訴したが、上級委はパネルの判断を支持した。
米国は、中国によるレアアース輸出制限を巡っても日本などとともにWTOに
提訴している。米中間では他にも、自動車、太陽光発電パネルなど多くの分野で
貿易紛争が起きている。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
■WTO URLリンク(www.wto.org)
18 October 2012 Appellate Body issues report on China’s duties on steel products from the US
URLリンク(www.wto.org)