12/10/17 10:33:43.13
［１６日 ロイター］ 米ＩＢＭが１６日発表した第３・四半期決算は売上高が
２４７億ドルと５％減少した。ドル高が約１０億ドルの減収要因となった。
市場予想は約３％減の２５３億６０００万ドルだった。
特別項目を除く１株利益（ＥＰＳ）は３．６２ドルとアナリストの平均予想の
３．６１ドルをわずかに上回った。
堅調なソフトウエアサービスの需要とコスト削減によりドル高の影響を相殺した。
英国の年金に絡む費用の１億６０００万ドルを除くと、純利益は３８億
２０００万ドルで、前年同期の３８億４０００万ドルからわずかに減少した。
買収費用を除いた純利益は５％増の４２億ドルだった。
ＥＭＥＡ（欧州・中東・アフリカ）地域での売上高（為替変動の影響調整前）は
７２億ドルと、９％減少。
米大陸は４％減の１０４億ドル、アジア太平洋は１％増の６５億ドルとなっている。
ＩＢＭはＥＰＳを少なくとも１５．１０ドルとした通年の見通しを据え置いた。
９月３０日時点での受注残は１３８０億ドルで、１年前から１％増加。
グローバルサービス部門での新規の契約額は１３３億ドルで、
予想の１２４億ドルを上回った。
投資家は、契約額を将来の利益を予想する上での指標とみているが、ＩＢＭは
将来的な売上高をより見通せるため、むしろ受注残に注目すべきとしている。
マーク・ロウリッジ最高財務責任者（ＣＦＯ）はアナリストに対する説明の中で、
「第３・四半期の業績をみると、初めの２カ月は四半期全体よりも力強いものに
なっている」とコメント。だが事業規模の大きい複数の国の業績が予想を下回り、
メキシコやオーストラリアでは共に２桁台の落ち込みとなったという。
ソースは
URLﾘﾝｸ(jp.reuters.com)
URLﾘﾝｸ(jp.reuters.com)
■IBM URLﾘﾝｸ(www.ibm.com)
16 Oct 2012 IBM Reports 2012 Third-Quarter Results
URLﾘﾝｸ(www-03.ibm.com)