12/10/09 08:16:57.29
ソースは
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半導体や電機など、かつて日本経済を牽引(けんいん)した製造業で国内工場の閉鎖や縮小が
相次いでいる。
円高や海外メーカーの台頭などの理由から収益が圧迫され、経営再建中の半導体大手
ルネサスエレクトロニクスとシャープだけでも国内の早期希望退職者数は1万人規模に達する。
さらに工場縮小の動きが他の製造業に広がれば、日本経済への打撃はかつてない規模となろう。
不安を隠しきれない各地の表情を追った。
「まさかこの歳で就職活動をするとは…」。
9月25日、山口県宇部市のアシストハローワーク(臨時就職相談所)を訪れた46歳の男性は
ため息混じりに話した。
男性は高校を卒業後、NEC山口(現ルネサス)に入社。
以来、同社の山口工場(宇部市)一筋で働いてきたが、2013年度に工場が大幅に縮小される
ことになり、退職を決断した。
妻と3人の子供、住宅ローンを抱えての再就職活動。簡単にはいかないと覚悟はしていたものの、
男性は「なかなか次の仕事が決まらない」と予想以上の厳しい現実に戸惑う。
ルネサスは経営再建に向け、グループの国内18拠点のうち10工場を3年内に売却または
閉鎖する。9月まで募集した早期退職には全従業員の約2割に当たる7511人が応募した。
しかし、ハローワーク宇部の勝本由紀雇用指導官は「労働市場は厳しく、新しい雇用は少ない」
と話す。展望は容易に開けそうにない。
大手企業の工場閉鎖や生産縮小は、部品を納入する中小企業にも影響を与えている。
取引量が細り、社員の削減を余儀なくされる企業も少なくない。
-続きます-