12/09/27 23:48:53.40
欧州風力エネルギー協会(EWEA)は27日、欧州連合(EU)諸国に設置された
風力発電設備の総容量が1億キロワットに達したと発表した。世界金融危機や欧州
債務危機による財政悪化にもかかわらず、EUはコスト上不利とされる風力発電を
短期間で急速に普及させ、世界トップの座を確固たるものにした。
EWEAによると、1億キロワットの設備容量は年間で5700万世帯分の電力消費量を
賄うことができ、原子炉の39基分の発電電力量に相当する。
EUでは、風力発電の設備容量が1千万キロワットに達するまでに約20年かかったが、
その後導入が加速し、約13年間で9千万キロワット増加。特にEUが地球温暖化対策を
強化した過去6年間に5千万キロワット増えた。
2011年の風力発電の設備容量は、EUの全電源における設備容量のうち21.4%を占めた。
国別で見ると、トップはドイツで約2910万キロワット、2位はスペインで約2160万キロ
ワット、3位はフランスで約680万キロワット。大半が陸上発電だが、英国、デンマーク、
オランダなどでは洋上風力発電設備の建設が進んでいる。
◎URLリンク(www.nikkei.com)
◎関連スレ
【話題/電力】"凧型"風力発電機、イタリアで開発 [09/27]
スレリンク(bizplus板)