12/09/22 20:25:37.10 TSzfcASV
iPhone対抗は遠く…始まった日本メーカー外し
URLリンク(www.nikkei.com)
シャープを窮地に陥れた理由は部品不足のようだ。
米クアルコム製の最新半導体「MSM8960」の供給を十分に受けられなかったと見られる。
影響を被ったのはシャープだけではない。例年ならば5~6月に出荷される国内メーカーの夏モデルの多くが、今年は7~8月まで登場しなかった。この部品の供給不足が一因とされている。
そうしたなか、この半導体を搭載して大ヒットを続ける機種がある。
シャープ製品の前日に発売された韓国サムスン電子製の「GALAXY(ギャラクシー)S3」だ。
調査会社BCNの集計では国内の携帯電話出荷ランキングで、発売直後の7月にアップルのiPhoneを抑えて首位に輝いた。
今もランキングのトップを争い、部品の供給不足の影はみじんもない。
クアルコムはシャープをはじめとする日本メーカーとサムスン電子のどちらを優先しているのか。誰が見ても状況は明らかだ。
「米国でのミーティングで日本メーカーと話したら、日本に持ち帰って検討すると言われた。
同じ件で台湾メーカーは、その場で電話をかけて即決した」
「うちの部品をどんな製品に使うんですかと機器メーカーに聞いたときに、人ごとのように『さぁ』と言われたのには本当にびっくりした」……。
意思決定の遅さや戦略の不透明さ。日本の機器メーカーはそうした体質の改善が先決だろうというのが、部品メーカーの本音だ。