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「iOS 6」のリリースにあわせて、新たにiPadにも「時計」アプリが追加されたが、
このデザインにさっそくパクリ疑惑が浮上しているようだ。
スイスのTages-Anzeigerという新聞がまず指摘し、その複数の英語ブログでも
採り上げられているこの話、ひとことでいうとiPad「時計」アプリのアイコンや
「世界時計」機能で表示されるアナログ時計を模したデザインが、文字盤から
針の形までスイス国鉄(SBB)の有名な時計にそっくり、というもの。
このスイス国鉄(SBB)の時計は、同社のエンジニアでもあったハンス・ヒルフィカー
(Hans Hilfiker)という人物の手になるデザインとして広く知られているもののようだ。
この話題を採り上げたArs Technicaによると、SBBではこの時計のデザインに関する
著作権と商標を取得済みだという。同ブログに対し、SBBの広報担当者は「スイスの
鉄道時計(のデザイン)がアップルに採用されたことを嬉しく思っている。しかし
ながら、アップルからは一言のことわりもなかったので、これはデザインの無断使用に
あたる」とコメントしており、同社ではすでにアップルに連絡を取って、「法的ならびに
財務的な解決方法を協議している」という。
アップルのチーフ・デザイナーであるジョナサン・アイブ(Jonathan Ive)氏が、
往年のブラウン(Braun)社製品などをデザインしたことで知られるディーター・ラムス
(Dieter Rams)の影響を強く受けている可能性については、以前から何度か話題に
なっていた。
ただし、昨年春から続いているAndroid端末メーカー各社との特許関連の法廷闘争の
なかでは、サムスン(Samsung)との「Galaxy Tab」をめぐる争いのように製品の
形状を問題にしたものもある。
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