12/09/21 15:07:27.66
【シャープ株が大幅続伸、インテルに出資要請の報道を材料視-東京市場 】
◎URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
シャープ株が大幅続伸し、約半月ぶりの上昇率を記録。米インテルに出資を要請したとする
毎日新聞朝刊など、経営改善策に関する報道が材料視されている。会社側が毎日の報道を
否定した後は、上げ幅を縮小している。
株価は朝方に前日比8.4%高まで買われた。日中上昇率としては、提携先の台湾・鴻海精密工業
の郭台銘・最高経営責任者が経営参加意欲を示したとの報道を受け4日記録した12%以来。
午前10時45分現在は同9円(4.5%)高の211円、出来高と売買代金は国内上場株で首位。
毎日新聞は、シャープがインテルに300億円超の出資を要請したと報道。読売新聞も同日付朝刊で、
追加の経営改善策として海外2万人の給与削減などを行うと報じた。共同通信も20日夜、リストラ
を通じて来期(2014年3月期)に300億円程度の連結純利益を確保する方針を金融機関に提示する
方向だと伝えた。
エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、シャープ株価は毎日の報道に反応したと分析。
しかし、実現した場合でも300億円という額はシャープの資金繰り全体からすれば小規模だと
指摘し「株価上昇は一時的」との見方を示した。
【シャープ“9月危機説”とインテル報道の真相】
◎URLリンク(www.zakzak.co.jp)
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業との提携交渉が難航しているシャープが、半導体世界最大手の
米インテルと資本提携交渉中との報道が出た。シャープは資本提携交渉を否定したが、同社を
取り巻く複雑な事情が垣間見える。
両社の資本提携交渉は21日付の毎日新聞が1面トップで報じた。インテルが300億円を出資
する方向で10月中にも合意したい考えとしている。シャープは21日午前、「そうした事実は
ない」と否定するコメントを発表。中小型液晶の分野での業務提携検討にとどまるもようだ。
同社の株価は17円高の219円まで急騰したが、その後はやや伸び悩んだ。
シャープのインテルへの接近については月刊誌『ファクタ』10月号が報じている。同誌は片山
幹雄会長が主導する『突飛なウルトラC』と表現している。というのも、パソコン用半導体で
は圧倒的なシェアを持つインテルだが、スマートフォンやタブレット向けでは後れを取っており、
両社が手を組んでも、シャープが中小型液晶パネルの販売を拡大できるかは未知数だからだ。
※続く