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付属の中学や高校に入っていれば、大学受験の心配はいらないのか。実際、どれくらい
の割合で内部進学しているのか。目安となる内部合格率が高い順に90校を紹介(※1)した。
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■最高は99.6%「慶應義塾湘南藤沢」、最低は0%「大妻多摩」
表は、私立大学付属高校から、エスカレーターで大学に合格した人数を表したデータ
だ。通常、内部合格した生徒はほぼ進学するため、本稿では合格率=進学率と考える。
この数字をどう見るとお得校を見つけられるのか。難関大学・高校への多くの合格者を
生んでいる塾、大泉英数研究室の小西徹治氏に分析してもらおう。
「ポイントは学部ごとの内部合格者数と、入学偏差値に注目すること。地域の公立高校
の進学実績や偏差値との比較も重要ですね」と話す小西氏が、まず驚いたのが「慶應大
付属校のお得感が抜きん出ている」こと。理由は医学部への進学者数だ。慶應大医学部は
、東大、京大に次ぐ難関医学部。「国公立大医学部を狙う力のある生徒でも、人並みの
努力では合格できない」が、付属校からは、慶應22人、慶應湘南藤沢7人、慶應志木7人
、慶應女子5人の、計41人もが進学している。
「慶應湘南藤沢の偏差値は青山学院高等部と同程度(男子)。決して超難関校では
ありませんが、理系進学者約40人の6分の1が医学部へ進学しているのです」
小西氏に、付属校だからといって希望学部に進めるとは限らないのではと尋ねたところ
、「外から受験したら可能性はもっと低くなります」と一笑に付された。
「定期テストでいい点を取って校内で上位にいたほうが確実です。慶應の生徒は文系
志向が強く、全員が真面目に理数系科目を勉強しているとは限らない。そう考えれば
驚くほど低いハードルです」
早稲田大の付属・系属校でも、ほとんどの生徒が主要学部に進学しているから、教育
資金と入学できる学力があれば、早慶の付属校はお得な進学を保証してくれると考えて
よいだろう。特に男子の場合は高校から入学したほうがお得度は高い。高校受験のほうが
合格しやすく、また学費も3年分浮かせられるからだ。
「高校受験をくぐり抜けた生徒は、その時点で校内の上位グループです。入学できれば
、労せずして志望学部に進むことができるはずです」
しかし、ここで注意すべきは、早稲田の場合、系属校の早稲田実業(早実)が偏差値の
高さの割に、若干不利になっている点だ。トップ学部の政経に早大学院は135人進学して
いるが、早実は45人。卒業生数の差を加味しても、その差は明らかだろう。
「早実は以前、教育・文学・社会科学への進学者が多かったのですが、このデータを
見ると最近は理工3学部への進学者が増えているようですね」
ソース
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
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(つづく)