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米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズのマクアダム最高経営責任者(CEO)は
7日、韓国のサムスン電子が独自のスマートフォン(多機能携帯電話)向け基本ソフト
(OS)を開発し、米アップルと米グーグルに次ぐ第3の勢力として浮上する可能性がある
との見方を示した。
マクアダムCEOは、サムスンは現在グーグルのOS、「アンドロイド」を搭載した
スマートフォンの製造に主眼を置いているが、アップルとの特許訴訟で米国で敗訴した
ことを受け、サムスンが独自のOSを開発し、第3の勢力として台頭してくる可能性が
あると指摘。
「サムスンには独自のOSを開発する能力がある。過去に開発した経験もある」とし、
「サムスンがダークホースとして浮上してくる可能性がある」と述べた。
サムスンは過去に低位機種のためのモバイル向けOS、「バダ(Bada)」を開発した
ことがある。
ただ、チャーター・エクイティ・リサーチのアナリスト、エド・スナイダー氏は、
「マクアダムCEOは競争をあおろうとしている」と述べ、同CEOの発言に懐疑的な
見方を示した。
カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は、スマートフォン「ブラックベリー」
の新機種の市場投入延期で今年の年末商戦には加わらないため、苦戦を強いられている。
ただマクアダムCEOは、RIMが競争から脱落したと判断するには時期尚早とし、
どのOSが第3の勢力としての地位を確立するかはまだわからないと述べた。
世界のスマートフォン向けOSは現在、アップルの「iOS」とグーグルの「アンドロイド」
が席巻している。ただ、ベライゾン・コミュニケーションズ傘下の米携帯電話通信最大手
ベライゾン・ワイヤレスはこれまでも、この2社に加え第3の勢力が必要との立場を示してきた。
第3の勢力擁立に向け、同社は米マイクロソフトのOS、「ウィンドウズフォン8」を
搭載したスマートフォンの販売を年内に開始する。
◎URLリンク(jp.reuters.com)
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