12/09/05 18:40:08.17
JR東海が東京―大阪間で計画するリニア中央新幹線(2045年開業予定)の
停車駅について、京都府内関係者でつくる「府中央リニアエクスプレス推進協議会」
(共同代表=山田知事、門川大作・京都市長、立石義雄・府商工会議所連合会会長)は
4日、京都市下京区のホテルで発足以来22年ぶりに総会を開き、<オール京都>で、
JR京都駅を通るルートへの誘致に取り組む姿勢をアピールした。
奈良県を通る「奈良駅ルート」がほぼ確定し、逆風が強まる中、文化や学術、経済など、
京都が誇る各界関係者の力を結集し、巻き返しを図りたい考えだ。
協議会が設立された1990年以来の開催となったこの日の総会には、市長会や町村会の
ほか、経済界の代表ら約20人が出席。あいさつに立った山田知事は、「40年も前に
決めた計画に固執する国は、政治的に間違っている」と強調した。
総会では、「京都駅ルート」実現のため、これまで府や京都市などが個別に行うことが
多かった国、JR東海への働きかけを、協議会が一丸で進める方針を確認。京都ゆかりの
著名人に協力を求め、首都圏を中心にキャンペーンを展開するなどの活動方針を決めた。
最後に、「日本全体にとって最適なルートで整備されるべきであり、『観光立国』実現
のため、京都駅ルートを推進すること」と求める共同アピールを採択し、気勢を上げた。
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