【コンテンツ】漫画家夢見る若者を支援する『トキワ荘プロジェクト』、成果出すも経済的には"厳しい現実" [08/31]at BIZPLUS
【コンテンツ】漫画家夢見る若者を支援する『トキワ荘プロジェクト』、成果出すも経済的には"厳しい現実" [08/31] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/08/31 21:09:22.34
漫画家を夢見て上京する若者を住宅面などで支援する「トキワ荘プロジェクト」。
平成18年にスタートし、約20人がプロとしてデビューした。5月に書き下ろし
単行本「僕にはまだ友だちがいない」を出した中川学さん(36)もチャンスを
つかんだ一人。2作目の話も進んでおりキャリアアップしている一方、経済的成功には
遠い。プロジェクトは漫画にかける夢と現実を映し出す。

中川さんが生活する古い木造一戸建てがあるのは、東京都練馬区の西武池袋線線路のすぐ脇。
電車の通る音がうるさい。ここで漫画家志望の5人が共同生活している。トイレ、台所、
風呂は共同だ。

部屋は4畳半一間で押し入れはなし。部屋の柱にはレシートが貼り付けてある。トイレット
ペーパーを買ったときのもので、「共有物はなくなっているのに気づいた人が買って、後で
精算するんですよ」と中川さんは笑う。

トキワ荘プロジェクトはNPO法人「NEWVERY」(豊島区)の事業。同NPOが都内の
一軒家を借り上げ、中川さんのような漫画家を夢見る地方の若者に斡(あっ)旋(せん)している。

共同生活になるが、家賃は電気、水道、ガス代込みで6畳間で4万8千円。都内で21戸あり、
118人の定員は常にいっぱいだ。

「家賃の高い東京の1人暮らしは大変。家賃が安くなれば、バイトに当てていた時間を漫画に
振り向けることができる」

NEWVERY副理事長、番野和敏さんはプロジェクトの意義をこう語る。このほか、アシス
タントの斡旋や編集者の紹介などの支援もしている。

中川さんは22年11月、プロジェクトに応募して北海道から転居してきた。北海道では産休
補助教員やアルバイトをしながら漫画を描き、雑誌の新人賞などに応募していたという。

「北海道では編集者と知り合う機会もない。上京しないと駄目だと思った」。動機をこう語る。

効果はすぐに表れた。この年の暮れにプロジェクトを通じて編集者と知り合いになり、とんとん
拍子でデビューが決まった。「信じられなかった。北海道ではこんなことあり得ない」

中川さんは念願の漫画家として第一歩を記したが、現実は厳しい。

執筆に約5カ月かかり、この間は忙しくてアルバイトができなかった。そして、中川さんが
受け取った印税は数十万円。「生活は苦しい」と話す。

漫画は当てれば大金を手にすることができるが、そんな人はほとんどいない。NEWVERYの
調査では、連載を持っている漫画家187人の平均総年収は約660万円だった。

さらに、漫画業界そのものも先細っている。出版科学研究所によると、単行本と雑誌を合わせた
漫画の推計販売金額は7年の5864億円をピークに長期低落しており、23年には3903億円
になってしまった。

それでも中川さんの漫画への情熱は揺るがない。「描きたいことがある。止めようとは思わない」
と前だけを向いている。

●「僕にはまだ友だちがいない」でデビューした中川学さん
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

◎NPO法人 NEWVERY--「トキワ荘プロジェクト」 
URLリンク(tokiwasou.dreamblog.jp)

URLリンク(sankei.jp.msn.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch