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[香港 27日 ロイター] 携帯電話受託生産の富士康国際(フォックスコン・
インターナショナル))が発表した上期決算は、2005年の上場以来最大の
赤字計上となった。景気減速により、フィンランドの携帯電話大手ノキアといった
主要顧客からの受注がさえなかったため。
上期の純損失は2億2607万ドルで、1年前の1765万ドルから赤字幅が大幅拡大。
フォックスコンは4年連続で上半期に損失を計上しており、今回の赤字幅はロイターが
まとめた4人のアナリスト予想の3800万ドルを上回った。
フォックスコンは携帯端末のセクターが欧州や世界的な景気減速の影響を受けたと
コメント。同社の広報担当者は「世界的に厳しい経済状況により、今後もわれわれの
事業環境で不透明感が維持される可能性がある。経営陣は年内の携帯端末市場の状況を
慎重に見ていく」とし、今後はコスト削減が鍵となってくるとの見方を示した。
その方法の1つとして、一部の生産ラインの自動化を進めることを例に挙げている。
フォックスコンの親会社は米アップルの「iPhone(アイフォーン)」や
タブレット型端末「iPad(アイパッド)」の組み立てを行っているが、
同社自体はアップル製品を製造していない。
フォックスコンは四半期決算を発表していない。
ソースは
URLリンク(jp.reuters.com)