12/08/25 00:03:48.30
千葉市産業振興財団(千葉市)は24日、韓国の中小・ベンチャー支援機関と
業務協力を結んだ。日韓両国企業の技術協力や相互進出を促進する。両国間では
島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権問題などで摩擦が起きているが、
韓国側は「自国の技術や市場だけでは成長に限界がある。国際間協力の必要性が
高まっている」として連携を急ぐ。
韓国の産業支援機関、京畿テクノパークと、日韓の中小企業を育成する韓国技術
ベンチャー財団(ソウル市)の2団体と協約書を交わした。同日、第1回となる
3者会合も約1時間開いた。
京畿テクノパークの崔康善本部長は、同施設の入居企業を対象に実施したアンケートで
「日本の技術が必要と答えた企業が20社程度、進出したいと答えた企業が5社程度あった」
と話し、日本企業との連携に期待を示した。10月にも東京ビッグサイト(東京・江東)や
韓国国内などで技術展示会や進出説明会を開く計画だ。
日韓間で不協和音が高まっているが、千葉市産業振興財団の西牟田勲理事長は
「中小企業を取り巻く環境は厳しく、好機があれば千葉市の企業にとって大きなプラス。
協力を先延ばしにする必要はない」と述べた。今後は韓国企業に対し、提携先の紹介や
事務所の提供などを支援する。
◎財団法人千葉市産業振興財団 URLリンク(www.chibashi-sangyo.or.jp)
◎URLリンク(www.nikkei.com)