12/08/22 12:49:37.51
ウイルス対策ソフト大手のマカフィー(McAfee)は2012年8月22日、8月18日に配信された
ウイルス定義ファイルのアップデートにより、一部顧客のパソコンに障害が発生していると
発表した(画面)。詳しい解決方法を同社のWebサイトで告知している。
対象製品は個人向け「マカフィーアンチウイルス」と法人向け「McAfee VirusScan Enterprise」で、
影響は広範囲にわたる。問題を引き起こす可能性があるのは「定義ファイル6807」と「6808」で、
これらのアップデートを適用すると、インターネット接続障害など重大な不具合が起きる可能性がある。
不具合を解決するには、最新の「定義ファイル6809」にアップデートする必要がある。
個人向け「マカフィーアンチウイルス」の場合、不具合がある状態のパソコンではインターネットに
接続できない。このため、いったんパソコンからマカフィー製品をアンインストールしてから再起動し、
マカフィーのWebサイトから製品をダウンロード・再インストールする必要がある。他のパソコンや
スマートフォンからインターネットに接続可能な場合は、再インストールせずに解決する方法もある。
法人向け「McAfee VirusScan Enterprise」の場合も、最新の定義ファイル「DAT 6809」以上を
確実にインストールする必要がある。
マカフィーは発表資料において、「不具合が発生したお客様におかれましては、ご迷惑をおかけ
しましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「影響を受けたお客様に対して情報を提供し、
お客様のPCを復旧して正常な状態にすることを最優先に取り組んでおります」としている。
●不具合を告知するマカフィーのWebサイト
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
◎マカフィーの発表資料
URLリンク(www.mcafee.com)
◎URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)