12/08/17 19:00:36.19 b+KNNnWF
国が破綻したり、ウォン暴落の可能性は案外低いだろうが
韓国企業の海外展開には ものスゴく厳しくキツくなるだろな。でもこれって、日本にはビッグチャンスなんだけど。
要は、今の時点で国が掻き集められるドルなど外貨が幾らあるか だけを韓国政府は冷や汗で弁明してるが
今後 どれだけの外貨が新規で調達できるか が問題。
燃料、食糧、機械・部品など生産財の輸入に多額の外貨を使う。
また外国から借入し、外国人の出資を受け、外国の技術・特許を使ってたら
外国人に利子と元金、配当金、技術料と特許料を払わないといけない。
韓国は海外留学生も多いから、米国などへの仕送りの額も多い。
とにかく外貨は どれだけでも欲しい。
完全に消費してしまう外貨以外に、支出してから長期間 返ってこない多額の外貨もある。
それは韓国企業が 日本企業などと競争しウォン安を武器に勝ち取ったプラント建設工事などプロジェクト入札時に 相手方に低利条件で付けるファイナンス（貸付金）だ。
日本でも、海外協力銀行や日本政策投資銀行がやってるように、政府系金融機関が担う。
でも もともと外貨不足気味でウォン安なのに、多額の外貨を新興国などに長期間貸付けるのはキツい。
で、そもそも原資は海外から調達しないと全く用意できない。
その信用の後ろ盾になるのも、日本とのスワップ協定だ。実際にスワップを実行したかどうかは直接関係ない。
外貨を貸す外銀などがカントリーリスクを見る時の重要なチェックポイント。
これが不可になると、韓国企業は海外プロジェクトを獲得しようにもウォン安が要因の安値以外、ファイナンス条件提示ができず受注活動が極めて不利になる。
逆に、外貨が潤沢な日本企業は この点が凄く有利になる。
中東産油国みたいに金有る国相手でも、ファイナンスが付くか付かないか は受注を左右する大きな要因。