12/08/04 22:27:55.94 Xo8XdNL5
>>95
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URLリンク(www.aesj.or.jp)
このリンク先の論文は、海水ウランの研究者の論文だが、
もっとも肝心なEPRについて全く述べられていない。また、回収については、
>60日の浸漬期間の間にすべてのモール状捕集材の交換を行うためには,
>116隻の載貨重量1,000 t作業船(1.4億円/隻)が必要となる。
これだけしか述べられていない。
載貨重量(荷物搭載量)1,000tの作業船が、1隻1.4億円で建造できるか?というのも疑問だが、
作業員や、作業船の燃料などの、ランニングコストやエネルギーについては、一体どうなっているのか?大いに疑義がある。
モール材の回収のために、いったいどれだけの重油が必要なのか?
この研究は、だいぶ昔からやっているのに、大規模実証実験になかなか進まないのは、いったい何故なのか?
海水ウランのEPRについては、例えばこちらの報告書でも疑義が指摘されている。
『エネルギー基本戦略に関する調査報告書』(財)エネルギー総合工学研究所(2005年3月)
URLリンク(www.iae.or.jp)
>2.3 エネルギー利益率
>正味のエネルギーの収支を評価する指標としてエネルギー利益率(EPR:Energy Profit Ratio)がある。
>これはエネルギー生産に必要な入力エネルギーと生産される出力エネルギーの比で次のように示される。
>エネルギー利益率:EPR= 出力エネルギー/入力エネルギー 図2-1 EPRの例(1)
>これが1.0以上でないとエネルギー資源、エネルギー技術は意味がないことになる。
>このことはエネルギー問題において重要な意味を持つ。
>海水ウランが資源として意味が乏しいのは、ウランを採集するために使われるエネルギーが莫大だからである。
>一般論だが、この濃集こそが資源の本質である。
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まあ、はなっから無理なので、未来永劫、海水ウランは実用化はしないだろう。
泥ダンゴは、いくらこねても、泥ダンゴ。
100万回こねても、美味しいダンゴにはならない。