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[東京 3日 ロイター]
シャープは3日、台湾の鴻海精密工業が、
シャープ株の取得に関する3月27日の契約を鴻海が履行する必要がないことにシャープが同意した、
との文書を公表したことについて「そうした事実はない」とコメントした。広報担当者が答えた。
鴻海は台湾証券取引所に提出した文書の中で、
「シャープ株のボラティリティにより、シャープは3月27日に調印した鴻海による株式取得の合意を、
鴻海が履行する必要はないことに同意した。
しかし、われわれは依然として同じ比率の株式を取得する権利を保有する」とした。
これに対してシャープ広報はロイターの取材に対して
「そうしたことに同意した事実はない」と答えた。
シャープと鴻海は3月27日、鴻海グループが1株あたり550円で9.9%を取得することに合意した。
ただ、シャープ株は決算での業績悪化を受けて、3日の終値は192円に急落した。
シャープ株の買い取り価格と株価に大幅なかい離が出ているが、奥田隆司社長は2日の記者会見で
「鴻海が550円で10%の株式を持つというのは契約で交わされたもの。
(株価が下がった)現時点でも、その条件に何ら変更はない」との見解を示していた。
(ロイターニュース 村井令二;編集 久保信博)