【ファッション】ストッキング市場、復調の兆し…K-POPブームなどで女性の意識が変わる [07/29]at BIZPLUS
【ファッション】ストッキング市場、復調の兆し…K-POPブームなどで女性の意識が変わる [07/29] - 暇つぶし2ch2:きのこ記者φ ★
12/07/29 23:47:33.62
(続き)

■素足風の美脚が脚光
ただ、レギンスなどの流行に伴い、その上に着る丈の短いワンピースやショートパンツが普及。これがストッキング復活の伏線となる。
2010年前後にKARAや少女時代など素足風の美脚を強調するK―POPアイドルが台頭。これにあこがれる若い女性が増えるのと同時に、
レギンスなどで脚を隠すのが「ダサい」という意識が芽生える。都内在住の女性会社員(22)は「レギンスは彼氏受けも悪い」と話す。

膨らむ「ショートパンツで脚を見せたい」という願望。だが「素足を見せるのは恥ずかしい」(林さん)。
今の若年層が思春期の頃は、大人がレギンスなどで素足を「覆う」ファッションの全盛期。
「何も脚にまとわないことへの不安感もあるのでは」とグンゼレッグウエア事業本部レディス企画課の宮城敬課長。
こうした女性たちが、素足風に見えるストッキングに着目したとみる。

■商品特性もニーズにはまる
若年層にストッキングが見直された理由は流行の変遷だけではない。商品特性も今どきのニーズにピタリとはまった。
ファストファッションになじんだ今の10~20代が好むのは手軽でラクなおしゃれ。
着脱が手軽なストッキングは「つけまつげやウイッグなど簡単に変身できるグッズの延長線上で履いている」とニッセイ基礎研究所
生活研究部門の久我尚子研究員は分析する。プレーンなストッキングは最近主流の自然なメークとも合致する。

また、足を引き締める着圧タイプや、透明感のある素材で肌や脚の形をきれいに見せるタイプなど、美脚機能が向上した商品も
ここ数年の間に相次ぎ登場した。

値ごろ感もポイントだ。パンティーストッキングは物価の優等生。「68年の発売当時から1足売り350~500円という水準は変わらない」(アツギ)。
4足1000円といった低価格品も普及したが、メーカー各社は需要縮小の中で、抗菌消臭加工や紫外線(UV)カットなどの機能を追加しながらも
値上げせずにきた。これが今、追い風となっている。

売り手の仕掛けも奏功した。アツギが昨年「プレーンストッキングの逆襲。」というコピーで発売し、素肌感覚の色合いや着圧など特徴を持たせた
11種類を展開する「アスティーグ」。百貨店や量販店に4種類以上を陳列するよう強気の営業を展開して売り場を広げた。
広告にはモデルのTAOさんを起用し、ファッショナブルな衣装とのコーディネートを打ち出した。グンゼの「ミリカ」も女優の武井咲さんをモデルに使い
ファッション性をアピールする。

かつての「オン」のイメージを脱し、日常的なおしゃれアイテムに変身したストッキングには、継続的な需要拡大への期待が膨らむ。
「よりナチュラルに見える商品の開発や機能の向上が進めば、ナマ足世代の30代以上もストッキングを見直すのでは」。藤岡さんはこう指摘する。

(記事終)


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