12/07/21 09:56:29.73
世界最大のレーザー核融合施設である米国国立点火施設(NIF)はこのほど、
米カリフォルニア州でレーザ―光線192本を放射する実験に成功した。
これは、「衝撃点火」方式による人類史上もっとも威力のあるレーザー光線の放射で、
核融合を利用したエネルギー変換の歴史を大きく変えるものと期待されており、
将来的に、人類はこの方法を利用し、クリーンエネルギーを手にすることが期待できる。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
5日に行われた実験でのレーザー放射時間はわずか230億分の1秒で、
米国全土の消費電力量の1000倍以上に相当する500兆ワットのエネルギーが放出された。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者は「実験の成功に興奮している。
以前なら、こんなことは太陽や惑星の中心部でしか起こり得なかったことだ」と話す。
NIFが設立された目的は、恒星の中心部で起きているレーザー核融合反応を人工的に起こすことによって、
クリーンエネルギーを生産するという偉大な夢を実現することだ。
人類は今後、実験室で人工的に核融合反応を起こし、巨大なエネルギーを作り出すことができる。
「使い切れない」と言ってもいいほどのクリーンエネルギーを手にし、エネルギーの新時代を切り開くことも夢ではない。(編集担当:米原裕子)
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