12/07/19 10:53:11.78
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URLリンク(jp.reuters.com)
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[ワシントン 18日 ロイター] 米中西部の干ばつが悪化しており、農産物価格が
上昇している。ビルサック農務長官は、中西部での干ばつが悪化しており、食料価格が
上昇する可能性があるとオバマ大統領に報告した。
長官は、1988年の大規模干ばつほど状況はひどくないとしながらも、トウモロコシや
大豆の今年の収穫高が減少するとの見通しを示した。
これらを飼料としている家畜の食肉価格にも影響が出るという。
ただ現段階では、価格押し上げ要因として批判されるトウモロコシでつくる
エタノール生産を縮小する措置は必要ないとしている。
畜産農家などの団体は、エタノール需要がトウモロコシ価格を押し上げているとし、
ガソリンへのエタノール混入義務を一時撤回するよう求めている。
長官によると、干ばつの拡大で39郡が新たに自然災害地域に指定され、
全部で29州1297郡となった。
政府によると、干ばつ被害の範囲は1956年以来の規模となっている。
ただ広範な森林火災を引き起こし、被害額が過去最大となったのは1988年の
干ばつだった。
ビルサック長官は、被害農家への対応に政府と協力するよう議会にも要請した。
米本土48州のうち60%以上の地域に干ばつの影響がでている。
長官は、穀物価格の上昇で、今年と来年の鶏肉も含めた食肉価格が上昇するとの
見通しを示した。
気象予報関係者によると、干ばつ状態を解消するほどの雨量は当面見込めない。
全米のトウモロコシと大豆の3分の1を生産するアイオワ州とイリノイ州では
18日も気温が華氏100度(摂氏37.8度)を超え、降雨予報はほぼゼロと
なっている。
生育時期の立ち枯れの影響でトウモロコシ価格は1カ月で50%以上の上昇となった。
18日の市場でトウモロコシ先物9月限は7.95ドルで終了、昨年夏に記録した
最高値7.99―3/4ドルに迫った。大豆先物8月限は16.85―1/2ドルで
引け過去最高値を更新した。
穀物アナリストによると、大豆の作柄は今後2週間の天候がカギとなる。
-以上です-
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