12/07/01 15:39:08.71
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県を訪れる中国人の個人観光客を対象にした
数次査証(ビザ)の運用が1日始まった。有効期間内に何度も日本に入国できる数次ビザの
導入は昨年7月の沖縄県に続く第2弾。震災と東京電力福島第1原発事故で観光客が激減した
3県の関係者は「中国人客誘致を強化していきたい」と意気込んでいる。
「十分な経済力を有する者とその家族」を対象に、最初の旅行の際に3県のいずれかに
最低1泊することが要件。有効期間は3年で2回目以降は訪問地の指定はない。運用初日の
1日は日曜日のため、実際の申請受け付けは北京の日本大使館や上海の総領事館など中国
7都市にある日本公館で2日にスタートする。
沖縄県への個人観光客を対象にした数次ビザの発給は昨年7月から今年5月末までに
約1万9千件。同じ期間に沖縄県を訪れた中国人観光客は県推計で約5万人に上り、
個人だけではなく団体観光客も大幅に増えた。
福島県上海事務所の国分健児所長は「中国の旅行社から放射性物質の問題について聞かれる
ケースは大幅に減ってきた。観光PRを強化したい」と意欲を示す。宮城県大連事務所の
西村一慶所長も「日本三景の松島、冬の蔵王の樹氷、温泉も売り込んでいく」と語った。(共同)
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