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米大手運用会社フィデリティ・ワールドワイド・インベストメントが、アジアの10都市に
住む各500人強を対象に行った、『貧富』をテーマにした調査で、アジアの主要10都市で
「自分の子どもが40歳代になった時にどの所得階層に入っていると思うか」との設問に
対し、「低所得層」と回答した人が、東京は平均の10%を上回り、28%と最も多かった。
「今後10年間で自分の所得階層がどのように変わるか」との設問でも、「悪化」との回答
は東京で36%と、2位のソウル(24%)を引き離した。「改善」は東京では21%にとどまり
、10都市の中で唯一、悲観が楽観を上回る結果となった。
また、「自らが属する所得階層」を尋ねたところ、「中所得層」との回答は東京で60%で
アジアの平均66%を下回った。自らを「低所得層」とみなす割合も東京では36%と、
シドニーなどを抑えて最も高かった。
長年の経済低迷を背景に、先行きへの不安から、今や「中流意識」も低下。アジアの中で
東京の人は将来に最も悲観的であることがみてとれる調査結果となった。
これに対し、中国やインドでの楽観的な見方が目立った。子どもの将来だけでなく、自ら
の10年後についても「悪化」と回答した人は上海とムンバイで3%、北京とニューデリー
で4%。先行きの自信をうかがわせた。
ソース:IRORIO
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