【資源】南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初[12/06/28]at BIZPLUS
【資源】南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初[12/06/28] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
12/06/29 08:10:21.56
日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域(EEZ)内の海底に、
ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)を大量に含む泥の大鉱床があることを
東京大の研究チームが発見した。
同様の泥は南東太平洋の公海上などで見つかっていたが、日本のEEZ内では初。
国内の年間消費量の200年分を超える埋蔵量とみられ、採掘が実現すれば中国からの
輸入依存を脱却できる可能性がある。

発見したのは東大大学院の加藤泰浩教授(地球資源学)ら。
東京都内で開催中の資源地質学会で28日、発表した。

国際共同研究などで採取された南鳥島周辺のEEZ内の海底ボーリング試料を分析した
結果、島の南西約310キロ、水深約5600メートルの海底の泥に最大約1700ppm、
平均約1100ppmの高濃度でレアアースが含まれることを突き止めた。

濃度や層の厚みなどから、周辺のレアアース埋蔵量は約680万トンと推定され、
日本のレアアース消費量の約230年分に相当するという。
また、島の北約180キロでも1千ppmを超える濃度の泥が見つかっており、
加藤教授は「分布は広く、周辺には何千年かかっても使い切れないレアアースが眠っている
とみられる」と話す。

レアアースは、ハイテク素材に少量添加するだけで性能が飛躍的に向上する。
世界産出量の大半を占める中国は、平成22年9月に沖縄県の尖閣諸島沖で発生した
中国漁船衝突事件後、日本向け輸出を一時停止するなど、外交カードとして利用しており、
中国依存からの脱却は日本の急務となっている。

採掘技術の確立やコスト競争力が今後の課題だが、公海上ではなくEEZ内で見つかった
意味は大きく、加藤教授は「さらに詳細な調査が必要だ」と話す。

ソースは
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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