【電力】再生エネ買取 : 制度を悪用する“第2のコムスン”が現れても決して不思議ではない [06/23]at BIZPLUS
【電力】再生エネ買取 : 制度を悪用する“第2のコムスン”が現れても決して不思議ではない [06/23] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/06/23 09:14:23.09
再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」が7月1日からスタートする。企業や家庭が
太陽光、風力、地熱などで発電した電気を、電力会社が定められた金額ですべて買い取ることを
義務付ける。注目された買い取り価格は太陽光発電で1キロワット時あたり42円。電気料金が
20円前後であることを考えると、きわめて高めに設定された。

「遊休地に太陽電池を並べれば、不動産収入より収益を生むかもしれない。大きな商機だ」

6月4日、経済産業省が大阪市内で開いた固定価格買い取り制度の説明会で、太陽光発電パネル
販売代理店の男性役員は興奮気味にこう話した。

NTTグループ、シャープ、京セラ、ソフトバンクなどをはじめ、中小企業や海外勢、さらには
市民レベルに至るまで、まさに蜜(みつ)に群がる蟻のように市場参入が相次いでいる。

「国民がすべてを負担しなければいけない構造はいびつだ」。関西学院大経済学部の野村宗訓
教授は、固定価格買い取り制度の“欠点”についてこう指摘する。

再生エネで発電された電気は、電力会社が発電事業者から全量買い取り、かかった費用は電気
料金の一部として徴収する。負担はすべて国民が背負わされるというわけだ。

再生エネ先進国のドイツでは、買い取り制度自体にきしみが生じている。2000年から
10年で再生エネによる発電量は3倍弱にまで増え、買い取りの負担額は約9億ユーロから
130億ユーロ(約1兆3千億円)に拡大した。国民の負担増に苦慮する独政府は2月、
太陽光発電の買い取り価格を最大30%引き下げるなど制度の根幹を覆す大幅な改定案を発表した。

5月末、経産省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会は、2030年の電源構成について
3案の選択肢を提示した。この中で再生可能エネルギーは25~35%(水力を含む)に引き
上げる方針が打ち出された。

35%(平成22年度実績は11%)の場合、内訳は風力12%(0・4%)▽太陽光6%
(0・3%)▽地熱4%(0・2%)▽バイオマス3%(1%)など。固定価格買い取り制度が
再生エネの普及を下支えするという見立てだが、複数の委員が「目標設定が過大」と語気を強める。

問題点は国民負担の増大だけではない。「よくわからないメーカーも多い」と経産省関係者は明かす。
参入したものの、数年後には撤退するなどずさんな企業が続けば、エネルギーの安定供給に支障を
きたす。

21世紀政策研究所の澤昭裕研究主幹は「供給義務という観念を持たない企業が手がけ、計画通りに
進まない場合、責任は誰が取るのか。再生エネは責任感のある政策担当者が頼るべき電源ではない」
と手厳しい。

政府が主導して創設した市場では、混乱をきわめた前例がある。平成12年の介護保険制度の導入に
よる訪問介護ビジネスで、最大手のコムスンによる介護報酬の不正請求問題が発覚し、訪問介護産業
全体が大きく揺らいだ。再生エネの買い取り制度において“第2のコムスン”が現れても決して不思議
ではない。

URLリンク(sankei.jp.msn.com)

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