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大阪ガスは２２日、米テキサス州で新型の天然ガス「シェールガス」
と原油「シェールオイル」の開発・生産プロジェクトに参画すると発表した。
米国の資源開発会社キャボットから権益の３５％を２億５千万ドル（約２００億円）で取得する。
シェールガスは地中深くの岩盤から採取され、米国やカナダで生産が拡大、日本企業の権益獲得が相次いでいる。
大阪ガスはカナダでのプロジェクトに参画しているが、米国での権益取得は初めて。
シェールガス採掘のノウハウを集め、資源調達先の多様化を進める狙いがある。
約２００平方キロの土地で７月から約３０年間、シェールガスの生産実績が豊富なキャボットと共同で採掘をする。
液化天然ガス（ＬＮＧ）２千万トン、原油２億バレルの生産を見込んでおり、大阪ガスはこのうち３５％分を取得する。
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大阪ガス
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大阪ガス 米国テキサス州シェールガス・オイル開発プロジェクトへの参画について
大阪ガス株式会社（社長：尾崎 裕）は、
本日、米国テキサス州のピアソール・シェールガス・オイル開発プロジェクト（以下 本プロジェクト）に参画することを意思決定し、
米国Cabot Oil & Gas Corporation（以下 Cabot〔キャボット〕社）との間で、
本プロジェクトの権益35%を250百万米ドル(約200億円)で取得すること等を定めた権益売買契約を締結いたしました。
当社は、上流事業を海外エネルギー事業における重点分野の一つと位置付けており、
これまでの在来型のLNGやその他の上流案件に加え、非在来型案件の確保にも取り組んでおります。
本プロジェクトは、当社として米国における非在来型シェールガス・オイル権益の初めての取得であり
、昨年6月に参画したカナダの案件に続き2件目となります。
本年7月より、米国内で豊富なシェールガス・オイル生産・操業実績を有するCabot社と共同で約5万エーカー(200km2)の広大な土地に、
今後約30年程度にわたって数百本の井戸を掘削し、天然ガス、軽質原油、NGL*の生産を行い、米国市場に販売する計画です。
＊ NGL: Natural Gas Liquidsの略で、天然ガスとして産出された炭化水素のうち、常温・常圧で液体となるもの。
当社は、長期経営ビジョン・中期経営計画「Field of Dreams 2020」の方針に基づき、
引き続き海外の資源開発プロジェクトへの参画を積極的に進め、
上流事業をはじめとする海外エネルギーバリューチェーン事業の拡大を図ってまいります。
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