12/06/20 14:05:10.84
関西電力と経済産業省原子力安全・保安院は20日、福井県おおい町で記者会見し、
再稼働準備中の大飯原発3号機(おおい町、118万キロワット、加圧水型軽水炉)で、
発電機の冷却タンクの水位低下を示す警報器が作動したと発表した。
外部への水漏れなどはなく、環境への影響はないという。
政府が16日に大飯原発3、4号機の再稼働を決定した後、トラブルが明らかになるのは
初めて。
関電と保安院は20日未明、県とおおい町に通報したが、
報道機関への一報は午前8時半すぎ。会見は午前11時に開始した。
関電は
「本来は公表基準に当たらない軽微な事象なので、公表が遅れたとは考えていない」と
説明。保安院の森下泰・地域原子力安全統括管理官は「特別な監視体制の中、国民への
理解を得るためには県や町への連絡と同じタイミングで発表すべきだった」と陳謝した。
警報器は19日午後9時51分に作動。タンク内の水位が基準値より10センチ下がると
検知する設定だった。作業員が目視で点検したところ、水位は基準値より約5センチ低い
状態だった。同55分に警報を解除した。
関電は
「タンク内の水の流れで一時的に水面が上下し警報器が作動した。安全上問題はなく、
法令上の異常事象ではない」としている。
発電機は運転停止中だが、冷却タンクは設備の維持のため、再稼働準備作業前から水を
流していた。冷却タンクは原子炉から独立しており、放射性物質は含まれていない。
(共同)
ソースは
URLリンク(www.nikkansports.com)
■関西電力 URLリンク(www.kepco.co.jp)
2012年6月20日 大飯発電所3号機 発電機「固定子冷却水タンク水位低」警報発信について
URLリンク(www.kepco.co.jp)