12/06/18 11:18:40.95
自家発電やコージェネレーション(熱電併給)システムで発電した小口の電力を売買する
取引が18日午前、始まった。出力が1000キロワット未満の電力でも売れるため、自家発電で
余った電気などを売りやすくなる。政府は電力需給が厳しい夏場に向け、自家発電などの
導入を促す効果をねらう。
新たな小口電力市場「分散型・グリーン売電市場」は、日本卸電力取引所(東京・港)が
立ち上げた。発電側が売りたい電気の量や期間、価格などの条件を決め、取引所の掲示板に示す。
電気を買いたい電力会社はインターネットオークションのように入札して取引する。午前10時
時点では売電の希望は寄せられていない。
現在も電力会社や新電力(特定規模電気事業者)が電気を売買する市場はあるが、最低取引
単位が1000キロワットと大きいほか、取引するには入会金などの負担も必要。このため
新市場では最低取引単位を撤廃し、入会金や取引手数料も不要にした。「電気が余ったとき
だけ売る」といった不安定な電力でも売ることができるようになる。
新市場の取引が活発になれば、企業は電気をいつでも売れるため、自家発設備を導入しやすく
なる。小口電力の価格の目安もわかるため、市場を通さず企業が電力会社や新電力に電気を
直接売る取引も盛んになる可能性がある。
◎日本卸電力取引所 URLリンク(www.jepx.org)
◎URLリンク(www.nikkei.com)
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