【世相】「社畜もノマドも無理」--厳しい時代を懸命に生きる"リアル30's"(30歳世代) [06/18]at BIZPLUS
【世相】「社畜もノマドも無理」--厳しい時代を懸命に生きる"リアル30's"(30歳世代) [06/18] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/06/18 08:45:00.24
グラフィックデザイナーのケンゴさん(32)はモバイル機器を片手にカフェやレンタル
オフィスを渡り歩くフリーランス。はやりのノマド(遊牧民)・ワーカーに見えるが
ちょっと違う。目指すのは会社員とノマドの先だ。「ノマドになるのは簡単、でも続ける
のは難しい。社畜かノマドのどちらかしか選べないって変じゃない?」

東京都心から電車で2時間、中流家庭が集まるニュータウンで育った。白壁の住宅が建ち並ぶ、
地面のないのっぺりした街。両親は不仲で、逃げ場のないフラストレーションを抱えて過ごした。

高校2年だった97年、神戸で14歳の少年が連続殺傷事件を起こした。少年が自分を
「透明な存在」と表現した言葉にだけは共感した。11月には山一証券が自主廃業。
泣きながら頭を下げる社長をテレビで見て、淡々と思った。「サラリーマンは選択外だな」

同級生の9割が大学に進学。レールに乗ることに違和感を抱き、絵を描く仕事に就きたくて
美術の専門学校に進んだ。04年、社員30人の企画・製作会社に就職。営業から雑用まで
激務を1人でこなした。年俸制給与は月額手取り16万円。同じころ、似た境遇で働く
友人が自殺し、考えた。「若者が使い潰される構造っておかしい。人が死なずに済むには
どうしたらいい?」

2年で仕事を辞め、友人と会社を作った。腕の良いフリーランス仲間とチームを組んで、
数百万円規模の大きな仕事も受けた。同時に、フリーランスと企業を結ぶマッチングサイト
の運営も始めた。

1年後、ベンチャーファンドがサイトに1億円の出資を打診してきた。ITバブルの末期。
でも全部断った。「お金自体には興味がない。仕事は仲間と家族が自由に生活できる規模で
いい」。見えと地位はいらない、車もシェアリングで十分、住居は賃貸。逆に絶対必要なのは
家族。独立したのも妻(32)、娘2人と一緒に過ごすためだ。

08年9月のリーマン・ショック後、マッチングサイトへの相談が急増した。大工、ブライ
ダルコーディネーター、デイトレーダーなどさまざまな職種の人が登録を申し込んできた。
その陰に見える強い不安。組織から押し出される人が増えると確信した。

フリーランスは社会的信用が低い。そこで仲間とフリーランスの「寄り合い」を作った。
与信を肩代わりし、買いたたかれるのを防ぎチームで大きな仕事を受注できるようにした。
ポジティブに働くための前向きなセーフティーネット。登録者は3万人を超えた。

組織ではないのでつながりはゆるい。会合に出席するもしないも自由だが、そこで機会を
逃したら自分の責任。それがフリーランスと思う。

同じような寄り合いが増え、同世代の選択肢が広がってほしい。「サラリーマン用の古い
ルールに乗っていても先は見えない。新しいルールを作るしかない。しがみつく先がない
僕らは、横のつながりで対抗するだけ」(※続く)

●精神障害者の就労支援センターで、事業化に協力した「書類PDF化作業」の
 手順を指導する中川悠さん(右)=京都市中京区の「そらいろ」
URLリンク(mainichi.jp)

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