12/06/12 19:17:23.90
政府は、深刻化する若者の雇用状況の改善に向けた戦略を12日に正式に決定し、
野田総理大臣は、雇用のミスマッチの解消策や、若者の早期離職を食い止める
ための対策を着実に実行するよう指示しました。
政府が決定した「若者雇用戦略」では、「高卒の3人に2人、大卒の2人に1人は
就職できなかったり、早期に会社を辞めたりしている」として、若者の雇用を
取り巻く環境は厳しい状況が続いているとしています。
そのうえで、具体的な対策として、▽大企業志向が強い学生と、採用意欲が
ありながら人材を確保できない中小企業との間のミスマッチを解消するため、
中小企業などを紹介する政府版の就職情報サイトを新たに作って学生への
情報発信を強化する、▽せっかく就職しても、仕事の内容が自分に合っていない
などとして、早期に会社を辞める若者が多いため、学生のうちから職場体験を
行ういわゆるインターンシップを、産学官で支援する協議会を新たに設置する、
などとしています。
野田総理大臣は、12日の対策会議で「これまでの施策は対症療法的だという
厳しい評価を受けている。現場の第一線からの率直な声を今後の運営に生かして
もらいたい」と述べ、関係閣僚に対策を着実に実行するよう指示しました。
政府は、12日に決定した戦略を来年度の予算編成に反映させるとともに、
官民の協議会を新たに設置して、対策が着実に実行できているか継続的に
検証することにしています。
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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