【IT】オープンソースで安価な災害救助ラジコン飛行機を開発、『OpenRelief』プロジェクト発足 [06/08] at BIZPLUS
【IT】オープンソースで安価な災害救助ラジコン飛行機を開発、『OpenRelief』プロジェクト発足 [06/08] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/06/08 22:42:52.59
オープンソースの災害救助ラジコン飛行機を開発するプロジェクト「OpenRelief」が
2012年6月8日、発足した。災害発生時に被災地を探索し情報を収集するラジコン飛行機を、
オープンソースソフトウエア(OSS)を利用することで1機1000ドル(約7万9000円)以下
で実現、ソフトウエアおよびハードウエア設計情報を公開することで自由に作成、商品化
可能にする。

プロジェクトの中心メンバーである香川県在住のShane Coughlan氏、英国在住のKarl
Lattimer氏が、同日、横浜で開催されたイベント「LinuxCon Japan 2012」で発表した。

■2012年中に製品化可能に

すでにプロトタイプの開発を開始している。設計情報が公開されたオープンソースハード
ウエアであるボードコンピュータArdinoと、オープンソースの自動操縦ソフトArduPilotで
飛行機を操作。同じくオープンソースのボードコンピュータであるRaspberry Piで飛行機に
搭載したカメラの画像を解析し、人、煙、火災、道路などを認識できるようにする。
「被災地の情報把握や、取り残された被災者の発見に役立つ」(Coughlan氏)。

画像認識にはOpenCV、OSはLinuxなどのOSSを利用する。プロトタイプは1000ドル
(約7万9000円)以下で作成できたという。2012年7月にはテストを開始し、2012年12月
には商品化可能な段階にもっていく計画だ。

Coughlan氏はオープンソースソフトウエアの著作権や特許などを専門とするコンサルタント。
オープンソースソフトウエア支援のための特許管理会社Open Invention Networkのアジア
での代理人を務める。

東日本大震災の2週間後には救援物資を車に積んで被災地に届けた。被災地にたどり着くこと、
現地の状況を把握することが困難だったことから、オープンソースを利用したラジコン偵察
飛行機の作成を着想したという。

Karl Lattimer氏は英Codethinkのソフトウエア技術者。Coughlan氏の呼びかけに応えプロ
ジェクトに参加。イギリスで飛行機のボディを組み立て日本まで運んできた。ほかにも、
オーストラリア、ニュージーランド、米国など多くの国からメンバーが参加している。
技術者、法律、翻訳、広報など参加者募集

発表でCoughlan氏らは「多くの人がプロジェクトに参加し、協力してほしい」と呼びかけた。
求めているのはBeagleBoardのDSPプログラミング、OpenCVによる画像認識、Ushahidiや
Sahanaといったオープンソースの地図情報システムなどの技術者や、飛行や通信のための
法的な手続き、情報の翻訳やプロモーション、テストを支援するボランティアだ。

また財政面での支援や、開発した飛行機を製品化する企業も募集している。「ソフトウエア、
機体の仕様およびデザインは、自由に使用し商品化できる」(Coughlan氏)。すでにGitorious
でソフトウエアのソースコード、SolderPadで設計データの公開を開始している。またOpen
Reliefの公式サイトでメーリングリストを案内しているほか、Facebook、Twitter、Pinterest
でも情報を提供している。

●飛行機のプロトタイプを披露するShane Coughlan氏(左)、Karl Lattimer氏(右)
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)

◎OpenReliefの公式サイト
URLリンク(openrelief.org)

URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch