12/06/08 21:13:27.46
【首相の大飯再稼働発言「重く受け止める」 福井知事 】
◎URLリンク(www.nikkei.com)
福井県の西川一誠知事は8日、野田佳彦首相が関西電力大飯原子力発電所3、4号機
(福井県おおい町)の再稼働の必要性を国民に訴える記者会見を開いたことについて、
「今日、野田総理から、わが国における原子力発電に対する政府の基本的考えと、
総理の強い思いを、国民に向けてしっかり語っていただいたものと、重く受け止めている」
とのコメントを発表した。
【おおい町長“ 対応に評価”】
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
関西電力・大飯原発の運転再開を巡って、野田総理大臣が記者会見を開き、大飯原発の
安全性と必要性を訴えたことについて、地元・おおい町の時岡忍町長は「国民生活を
守るために原発の運転再開が必要だと訴え、これまで電力を供給してきた福井県、
おおい町にも感謝の念を述べられたことはありがたい」と述べて、評価する考えを示しました。
また、これまで国の対応に時間がかかったことについては「真剣に検討された上での
一つのプロセスなので、やむをえなかったと思う」と述べて、国の対応に理解を示す一方、
みずからの判断については「県の原子力安全専門委員会の結論を検討して、安全を確認した
上で判断したい」としました。
【大飯再稼動 福井知事、来週同意へ】
◎URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
福井県の西川一誠知事が、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の
再稼働について、来週中に同意する見通しとなった。県が同意の前提としていた野田首相の
記者会見が、8日夕に行われることになったためだ。首相は記者会見で、日本のエネルギー
政策に原子力発電が必要であることを国民に説明する。地元同意に事実上、障害がなくなり、
再稼働に向けた環境が整う。
大飯原発の再稼働が実現すれば、5月以降、国内50基の全原発が停止している「原発ゼロ」
の状態は解消される。
福井県は原子力安全専門委員会を11日にも開き、政府の安全基準などを妥当とする報告書の
提出を受けた後、政府に最終判断を伝える予定だ。
首相は8日午後6時から、首相官邸で記者会見を行う。日本経済の発展や国民生活の安定の
ために、原発の再稼働は避けられないとの考えを示すとみられる。今夏の電力需給への対応
だけでなく、中長期的にも原発が必要であることに言及する見込みだ。最終的には、政府の
責任で原発の再稼働を判断することも強調する。
首相は7日、首相官邸で、枝野経済産業相、細野原発相ら関係閣僚と再稼働への対応を協議した。
出席した閣僚らから「再稼働の実現のためには、首相の記者会見が不可欠だ。西川知事の意向は
固い」という意見が出た。政府内には、知事の要請で首相が記者会見を開くことへの慎重論も
強かったが、首相が実施を決めた。
西川知事は4日、福井県入りした細野氏との会談で、「(首相が記者会見を開けば)県議会、
おおい町の意見を十分聞いた上で、所定の検討を進めたい」と述べ、原発の必要性などを首相が
国民に対して説明することを条件に、同意に向けた手続きを進める考えを伝えていた。(※続く)
●図表 URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)