12/06/08 18:20:43.86
【滋賀知事“首相は責任ある判断を”】
野田総理大臣が8日夕方、記者会見を開き、大飯原発の運転再開の必要性を国民に訴える
ことについて、滋賀県の嘉田知事は「目の前の行き当たりばったりの判断ではなく、
あすへ向けての責任ある判断をしてほしい」と述べました。
野田総理大臣が大飯原発の運転再開の必要性を国民に訴えることについて、滋賀県の
嘉田知事は「国民なり市民の声を受けた政治家が政治主導で変えていかないと、
今の原子力体制は変わらないと思う。野田総理には、目の前の行き当たりばったりの
判断ではなく、あすへ向けての責任ある判断をしてほしい」と述べ、原発依存からの
脱却に向けた将来的なエネルギー政策の見通しを示すべきだという考えを強調しました。
また、運転再開に向けた今後の政府の動きについて、「決めた以上は早く手を打ってほしい。
私たちは、再稼働は電力のひっ迫期に限ってという条件を出しているが、早く決めていただか
ないと経済界などが心配している。効果が出るような意志決定を政府としてはしていただき
たいと思う」と述べました。
さらに、6日、京都府と共同で、政府に対し運転再開は期間を限定すべきだとしたうえで
特別な監視体制に滋賀や京都を含めるよう求める提言をしたことについては、「仮に運転を
再開しても、県民の中には安全性への不安が相変わらず残ったままだ。提言をまっすぐ
受け止めていただいて実現してほしい」と注文をつけました。
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)
【大飯再稼働「9月まで」と大阪府市 橋下市長は「正直に説明を」と会見前の首相牽制】
橋下徹大阪市長は8日、野田佳彦首相が同日夕に大飯原発の再稼働の必要性を会見で
国民に直接訴えかけることについて「首相の説明を聞いて国民が納得するかどうかだ」とし、
「あくまで暫定的な安全判断(に基づく再稼働)だと正直に説明しないと国民の信頼は
得られない」と牽制(けんせい)した。
松井一郎大阪府知事も同日、出張先の東京都内で「再稼働の同意権は地元にある。首相は
福井県知事からリーダーシップを求められている」と指摘した。
また、大飯再稼働をめぐり、大阪府市エネルギー戦略会議(座長=植田和弘京都大教授)が
近く提言する声明文で、期間限定を求める再稼働時期について今夏の節電期間が終わる
「9月まで」と明記されることが同日、明らかになった。声明は橋下市長や松井知事の
意向を反映、委員の総意としてまとめる。
関係者によると、声明では、大飯再稼働に関する政府の安全基準は暫定的で不十分だとして、
今夏の電力需給の逼迫(ひっぱく)した時期のみの再稼働にとどめるべきだと指摘。また、
今国会で成立する見通しの「原子力規制委員会」のあり方について、国際標準の安全基準を
作る観点から、メンバーの過半数は海外の専門家を登用することなどを求める。
◎URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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