12/06/06 08:23:19.20
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マツダの山内孝会長兼社長は5日、フジサンケイビジネスアイとのインタビューで、
独自の環境技術「スカイアクティブ」に対応した変速機やエンジンの海外生産と、
他の自動車メーカーへの外販を検討していることを明らかにした。
外販によって同技術関連の投資の回収を早め、収益改善につなげる狙いだ。
スカイアクティブは、通常のエンジンでハイブリッド車(HV)並みの低燃費を
実現できるマツダの新技術。現在、同技術の基幹部品であるエンジンや変速機は
すべて国内工場で生産し、全量を自社の新型車に活用している。
山内社長は、変速機については、中国政府から河北省唐山市の大規模工業団地
「曹妃甸(そうひでん)エコシティー」での製造を要請され、
「複数の自動車メーカーから採用の申し入れがある」と明らかにした。
エンジンについても海外メーカーから引き合いがあり、両部品について
「中国、タイやメキシコなども含め、海外生産を検討する」とした。
また、水素を燃料としたロータリーエンジンで発電する電気自動車(EV)を
来年リース販売することも明らかにした。
唯一のロータリーエンジン車「RX-8」の生産は今月終了するが、
水素を活用した同エンジンの開発は継続する。
2012年3月期に4期連続の最終赤字を計上したマツダは、独自技術による
商品力の強化のほか、小型スポーツカー分野でのイタリアの自動車大手フィアット
との協業や、スズキの軽ワゴン車「パレット」のOEM(相手先ブランドによる
生産)調達などの提携戦略で経営再建を急いでいる。
-以上です-
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