【コラム】高まる“中国クライシス”…ユーロより深刻だ (ZAKZAK “「お金」は知っている”)[12/06/01]at BIZPLUS
【コラム】高まる“中国クライシス”…ユーロより深刻だ (ZAKZAK “「お金」は知っている”)[12/06/01] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
12/06/01 11:10:51.72
ソースは
URLリンク(www.zakzak.co.jp)

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筆者調べでは、不動産バブルが崩壊し始めた中国のバブル債務規模は
ギリシャなどユーロ圏の政府不良債務合計をはるかにしのぐ。

中国の地方政府は「リーマン」後、北京の共産党中央の指令を受けて、
通常の銀行貸し出し規制が別枠扱いされる投資会社を設立し、国有商業銀行から
借り入れては、市民や農民から市街地、耕作地、さらに墓地まで接収し、
不動産開発に資金を投入してきた。

地方政府の実権を握る地方の党幹部は公有制の土地を開発しては利権収入を得て
私腹を肥やす。
全国の地方政府が抱える債務残高は北京の公式発表ベースで2010年末に
10・7兆元(約130兆円)。
日本の1980年代後半のバブル融資並みの規模で、中国のGDPの4分の1に
上り、5割以上が今後3年以内に返済期限が来る。
しかも、地方政府は国有企業などと組んで不動産開発をやめず、国有商業銀行も
融資を続けている。
米欧の専門家によれば、地方債務総額は最終的に
15・4兆元(約187兆円)から20・1兆元(約244兆円)に膨れ上がる。
中央政府など他の債務を加えると、円換算で300兆円以上に上りそうだ。

他方、筆者が集計したところ、ユーロの問題5カ国(ギリシャ、イタリア、
スペイン、ポルトガル、アイルランド)の11年末の政府対外債務の合計額は
1兆3147億ユーロ(約136兆円)である。

もちろん、債務すべてが不良債務になるとはかぎらないが、
日本では80年代の不動産担保融資の130兆円のうち8割以上がそっくり
焦げ付いた。中国では返済できない地方政府が続出し、11年の返済必要額の
大半は翌年以降に繰り延べられている。

もとより、中国の場合、政府主導による「飛ばし」がバブルの後始末の
常套(じょうとう)手段である。債券に置き換えて、返済期限を先延ばしする。
融資も投資をやめてしまうと、まるで巨大な二輪車のようにばったりと中国経済
全体が倒れてしまう。

-続きます-


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