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【大飯再稼動巡り福井県専門委「安全確認できた」】
関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り、
福井県原子力安全専門委員会は週明けにも報告書をまとめ、西川一誠知事に
提出する。専門委の中川英之委員長は「安全性は確認できた」としており、
同県内での同意手続きが一気に加速しそうだ。
委員会は学識経験者ら12人で組織。4月には同原発を視察するなどし、
国の示した安全基準などを独自に検証してきた。報告書は、シビアアクシ
デント(過酷事故)の防止策として非常用発電装置が分散配備され、原子炉
冷却用の海水くみ上げポンプなどが整備されていることを確認したなどとする
内容。
おおい町の時岡忍町長は、報告書が安全性を妥当とする内容ならば
「(再稼働に)同意する」との考えを示している。県議会は来週に全員協議会を
開く考えで、田中敏幸議長は「野田首相の決意表明で、再稼働の条件はそろった
のではないか」と話している。
西川知事は31日午前、登庁したが、取材には一切応じなかった。
西川知事は、報告書の提出後、時岡町長と県議会の意向を踏まえ、野田首相に
最終判断を伝える。
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【関電管内、計画停電回避も…大飯再稼動で】
関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働が実現する
見通しとなったことで、関電管内では今夏の計画停電が回避できる可能性が
高まった。ただ、関電は火力発電所のトラブルなど「万一の事態に備える」
(首脳)ため、停電地域の区割りや、除外施設の選定などの準備は進める方針だ。
原発が1基も再稼働できない場合、関電管内では7月後半の電力需要に対する
供給力は470万キロ・ワット(15・7%)、8月は445万キロ・ワット
(14・9%)それぞれ不足する。大飯原発3、4号機の出力は関電の原発の
中で最大の各118万キロ・ワットで、再稼働後は夜間電力を使って昼間に
発電する揚水発電の出力も加わり、供給力は446万キロ・ワット上積み
できるため、電力不足は緩和する。原発の運転再開には1基について3週間
程度かかるが、政府が早期の再稼働を決めれば、需要が急増する7月後半まで
のフル稼働も視野に入る。
ただ、電力会社には本来、需要に対して3%程度の供給余力が求められるため、
関電は再稼働の実現後も節電要請を続ける。今後は「15%以上」に設定した
節電目標を緩和できないか、政府とともに検討していく構えだ。
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