【経営戦略】部品メーカー、カンボジアに足場 低賃金・インフラで「脱中国」図る[12/05/31]at BIZPLUS
【経営戦略】部品メーカー、カンボジアに足場 低賃金・インフラで「脱中国」図る[12/05/31] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
12/05/31 08:48:37.62
国内部品メーカーのカンボジア進出が相次いでいる。
中国リスクを避ける「チャイナ・プラスワン」として、生産機能の拡充を進めてきた
タイやベトナムでの労働賃金の高騰を受け、製造コストの低い新たな東南アジアの拠点を
探す動きが強まってきたためだ。
昨秋のタイの洪水を機に完成品メーカーが部品調達先の分散化を求めていることもあり、
ミャンマーなどへの投資の動きも広がりそうだ。

日本電産は6月から、タイと国境を接するカンボジア北西部ポイペトで
ハードディスク駆動装置(HDD)向け小型精密モーター用の部品生産を開始する。
同社がカンボジアに工場を設けるのは初めてで、投資額は約30億円。
従業員約350人でスタートし、2014年には約5000人まで増やす予定だ。

住友電装(三重県四日市市)は4月からプノンペン経済特区に新設した工場で、
自動車などの配線に使われる「ワイヤハーネス」の製造を始めた。
精密機器大手ミネベアも昨年12月、同経済特区に工場を構え、小型モーターを
生産している。最終的に50億円の設備投資を行う計画で、従業員数は最大で
5000人となる。

日系企業のカンボジア進出の主因は賃金の安さだ。
日本貿易振興機構(ジェトロ)が昨年8~9月に実施した調査では、一般工の基本給は
月82ドル(約6520円)で、中国の約6分の1~3分の1、タイの3分の1と
なっている。カンボジアは2000年代に入って政情が安定し、インフラ整備も進む。
国土の南部から首都プノンペンを通り、ポイペトへとつながる高速道路は
「南部経済回廊」と呼ばれ、ベトナムとカンボジア、タイをつなぐ、東南アジアの
経済成長の基盤になるとされている。

賃金の安さでは、ミャンマーも月68ドル(約5400円)とさらに上を行く。
カンボジアに比べ、インフラ整備は遅れているが、政府は企業誘致に熱心だ。
タイ洪水の影響もあって、カーナビ大手のパイオニアなどがミャンマーでの工場建設を
検討するなど、一極集中のリスクを避ける動きが出始めている。

みずほ総合研究所の苅込俊二主任研究員は「2002年のキヤノン進出以来、
ベトナムで投資ラッシュが起こったように、後を追う企業も出てくるだろう」と指摘。
タイなどにある主力工場を補完するため、周辺国に生産進出する動きは今後、ますます
広がりそうだ。

ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
“カンボジアの主な経済特区”という地図は
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
dat落ちしていますが、関連スレは
【調査】ベトナム進出企業の実態--帝国データバンク[12/02/01]
スレリンク(bizplus板)


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